オダギリジョー脚本・監督・編集・出演の映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』に、ドラマ版キャストの池松壮亮、麻生久美子、本田翼らが出演することが決定した。
【写真】“警察犬係”池松壮亮と相棒の“シェパード犬”オダギリジョー ドラマ場面写真より
オダギリジョーが脚本・演出・編集を務め、2021年にNHKで放送されたテレビドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまう。しかも、その着ぐるみのおじさんオリバーを、オダギリ自身が演じるという奇抜な設定が大きな話題を呼んだ。
先月、オダギリ脚本・監督・編集・出演にて、『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』として映画化が発表された本作の第1弾キャストが決定した。ドラマ版で狭間県警に勤務していたメンバーたち、主演の池松壮亮、共演の麻生久美子、本田翼、岡山天音、黒木華、鈴木慶一が映画版にも出演する。
ドラマ版で池松が演じていたのは、鑑識課警察犬係でオリバーのハンドラーであり、オリバーが犬ではなく着ぐるみのおじさんに見えてしまう青葉一平。麻生は、一平の上司で隙あらばトイレで前髪を切っている課内のムードメーカー漆原冴子。本田は、一平の同僚であり、警察犬・ラッキーのハンドラーである柿崎ユキナ。岡山は、一平の後輩でありハンドラーだが、オリバーに「現代っ子」と呼ばれ、本人も他部署への移動を希望している三浦。黒木は、生活安全課に勤務しオリバーをかわいがるが、オリバーからは苦手に思われている京都弁を喋る女性刑事ゆかり。鈴木は、警察犬のベテラン飼育員で渋沢栄一に間違われる志村。
映画版のストーリーはまだ未発表のため、本日発表されたキャストの面々が、オダギリが演じると発表されているオリバーとどのように絡んでいくのかは、まだヴェールに包まれたままである。
先月の映画化解禁時には、ファンの喜びの声がSNSに寄せられるとともに、出演者に関する言及も多く見られており、その発表が待たれていたが、11日=オリバーな〝犬“にかけたワンワンの日である本日、第1弾キャストが発表となった。映画の内容については引き続き触れられておらず、続報が待たれる。
今年3月~5月にかけ行われた撮影はすでにクランクアップしており、現在は絶賛編集中。スクリーンで放たれる新たなオリバーの世界に期待したい。
映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』は、2025年秋公開。