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管理職は罰ゲームなのか「平社員でいた方がどれだけ給料も増えストレスも無く過ごせるか」と語る主任歴10年の女性

2024年10月10日 06:20  キャリコネニュース

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人手不足や働き方改革のせいだろうか、「管理職の仕事量が多すぎる」という問題が、以前にも増して目に付くようになった。愛知県に住む50代女性(医療・福祉・介護/年収600万円)は「病棟勤務の看護師で主任をしています。主任歴10年」と打ち明け、看護師をマネジメントする管理職の立場の辛さを打ち明けた。

「『管理職だから』との理由で残業代が支給されず。スタッフを残業させずに定時で退社させる為に自分が残務を引き受けて毎日1時間のサービス残業」

他にも、様々なストレスがかかっており……。(文:國伊レン)

大変そうな姿を見ているため「誰も主任になりたがるスタッフはいない」

役職がつけば給料が上がるイメージもあるが、女性は

「平社員でいた方がどれだけ給料も増えストレスも無く過ごせるか」

とこぼす。というのも、一般的なスタッフは給料が5000円加算される夜勤を月5回以上出来るのに対し、女性は日勤での管理業務が多いため、夜勤手当で稼ぐことが出来ないそうだ。他にも

「会議も多く毎日議事録や資料の作成に追われたり雑務が山のようにあり、わずかな役職手当はどこへやら」

と、役職手当くらいではなんの足しにもならない労働量であることをこぼしていた。

また、有休も取らせてもらえず、いくら頑張っても上司から「もっとスタッフの為に改善策を考えろ」と圧をかけられるばかりで「守ってくれる人がいない」と嘆く女性。こうした苦境に

「そんな大変そうな姿を見て誰も主任になりたがるスタッフはいない」
「定年まで持たず早く退職したい。…罰ゲームとしか思えない」

と、不満を募らせていた。主任も含めて誰にとっても働きやすい職場になればいいのだが。

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