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犬の”脱糞フィギュア”をおすすめ、TemuのX広告に「クソ広告」の声

2024年10月08日 07:31  ITmedia NEWS

ITmedia NEWS

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 うんちをしている犬の置物の広告が流れてくる──Xでこんな報告が多数見られている。「気分が悪い」「クソ広告」「かわいいけど、1日に何回も見たくない」といった反応も多く、TemuとX双方への不満につながっている。


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 Xで流れているのは、白い犬がうんちをしている姿を模した、置物かフィギュアとみられる製品の広告。X上の報告を見るに、犬の柄や色にはバリエーションがある様子だ。


 Xでは有料プランに加入しないと広告を減らしたり消したりできない。この広告も例に漏れず、無料ユーザーはタイムラインから排除できない。


 記者が使っているアカウントのタイムラインでも、10月6日夜から同様の広告が流れ始めた。記者はそのころ、犬がうんちをしようといきんでいる姿を映した写真が“バズって”いるのを発見。かわいいと思って見ていたところ、この広告が流れ始めた。


 当初は自分だけだと思っていたが、他にも同じ広告が出たとする報告を多数見かけ、そうではないことが分かった。犬がいきんでいる写真がバズっていたこととの関連は不明だが、7日午後6時時点で、記者のタイムラインには同じ広告が流れ続けている。


 Temuは、日本では2023年にサービスを開始した越境EC(国境を超えて取引するECサイト)。商品の安さが話題になり、若者を中心に人気を博している。一方で、注文通りの商品が届かない、梱包が雑といった声がSNS上で上がるなど、サービスの質を問題視する向きもある。Xでの広告は5~6月ごろから表示されているが、無料プランの場合は表示を拒否できないこともあって、以前から「うっとうしい」と嫌悪感を示している人も少なくない。