「仮面ライダー」シリーズは、1971年に第1作「仮面ライダー」が放送され、今なお人気を集める特撮シリーズです。公式サイトに掲載されている歴代ライダーの数は400を超え、現在もシリーズは更新中。2024年9月からは最新シリーズとなる「仮面ライダーガヴ」が放送されています。
そんな仮面ライダーシリーズを象徴するアイテムといえば「変身ベルト」です。ライダーごとに特色あるベルトが用意され、おもちゃも販売されているので、小さい頃に腰につけて遊んでいた人も多いのではないでしょうか。
今回は昭和・平成・令和ライダーのベルト玩具を3つご紹介します。
●多彩なギミックを搭載し、進化を続ける変身ベルト
第1作の「仮面ライダー」から劇中に登場してきたベルトですが、毎回新シリーズが放送されると劇中のベルトが再現したおもちゃが発売されてきました。
これらのベルトは各ライダーを象徴するアイテムとして、個性豊かなデザインを持っています。特に平成に入ってからはベルト玩具の進化も著しく、劇中を再現した変身音や発光ギミックはもちろん、劇中に登場する変身アイテムのカードやメモリなどを装着すると、効果音が変わるギミックが組み込まれるようになりました。
通常はシリーズの放送終了とともに生産も終了してしまう変身ベルトですが、近年では「レジェンド変身ベルトシリーズ」として過去作のベルト玩具の一部が発売され、放送当時の思い出とともにギミックを楽しめるようになりました。
●シリーズの原点となるベルト:レジェンド変身ベルトシリーズ タイフーン
最初に紹介するのはシリーズの原点「仮面ライダー1・2号」の「タイフーン」です。1971年から放送された「仮面ライダー」に登場するベルトで、悪の秘密結社「ショッカー」によって改造人間にされてしまった本郷猛や一文字隼人が装着しました。
劇中では、ベルト中央の風車ダイナモから取り込んだ風力をエネルギーに変換し、掛け声とともに仮面ライダーへと変身! 「レジェンド変身ベルトシリーズ タイフーン」はレバー操作でベルトの中央部が回転・発光し、劇中と同様の変身サウンドが発動します。
平成・令和ライダーのベルトに比べてシンプルなギミックゆえに、シリーズの原点を感じさせてくれるアイテムではないでしょうか。エディオン楽天市場店での価格は2650円(税込、以下同)です。
●ライダーパスを“セタッチ”して電王に変身:変身ベルト ver.20th DXデンオウベルト
次に紹介するのは、平成ライダーの「仮面ライダー電王」に登場した「デンオウベルト」です。劇中の主人公、野上良太郎が装着し、仮面ライダー電王への変身に使用しました。
仮面ライダー電王は電車をモチーフにしたライダーで、未来からの侵略者「イマジン」と戦うために謎の乗車券「ライダーパス」とデンオウベルトを使って変身します。劇中では、ライダーパスをベルト中央のターミナルバックルにタッチして各フォームに変身。味方のイマジン・モモタロスなどの力を借りて活躍しました。
「変身ベルト ver.20th DXデンオウベルト」には、ライダーチケットが5枚付属し、ライダーパスをセット&タッチ(セタッチ)することで4つのフォームを再現するギミックを備えています。Amazonでの価格は2024年10月時点で4291円です。
●お菓子の力で変身、令和ライダー最新作のベルト:仮面ライダーガヴ DX変身ベルトガヴ
最後のベルトは令和ライダー最新作の「仮面ライダーガヴ」に登場する「ベルトガヴ」です。仮面ライダーガヴはお菓子をモチーフにしたライダーで、異世界からやってきた青年ショウマが変身します。
ベルトとともに使う変身アイテムは、お菓子を食べることで生まれる小さなモンスター「ゴチゾウ」。仮面ライダーガヴはグミやポテトチップ、マシュマロなどのゴチゾウの力を使い、さまざまなフォームに変身して戦います。
「仮面ライダーガヴ DX変身ベルトガヴ」はレバーを回すことで変身音と発光ギミックが発動。別売りの変身アイテム「ライダーゴチゾウシリーズ」をセットすれば、各フォームに対応した変身音も楽しめます。Amazonでの価格は2024年10月時点で5980円です。