中島健人が主演し、miletがヒロインを演じる映画『知らないカノジョ』より、特報映像とティザービジュアルが解禁された。
【動画】主人公リクを演じる中島健人が自らナレーションを担当 映画『知らないカノジョ』特報
本作は、“もしも”の世界を通して、日常のふとした幸せや、今隣にいる人の大切さを改めて思い出させてくれる、切なさと温かさに満ちたファンタジック・ラブストーリー。
大学時代に出会い、お互い一目ぼれして結婚したリクとミナミ。それから8年、小説家を目指していたリクは、歌手の夢を諦めたミナミのサポートのかいもあり、一気に人気のベストセラー作家となった。全てがうまくいっている、そう思っていた。
ところが、ある朝リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌の一編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲があふれていた―。
主人公の神林リクを演じるのは中島健人。30歳を迎えた節目の年に最初の映画となる本作では、夢を目指していた大学時代から成功・挫折を経て、全てを取り戻そうと奔走する20~28歳の主人公の人生を演じる。
ヒロインの前園ミナミを演じるのは、シンガーソングライターのmilet。本作が映画初出演となり、シンガーソングライター活動と、すれ違いの結婚生活に不満を募らせる妻・ミナミ役という、振れ幅の大きい演技に挑戦している。
メガホンを取ったのは『今夜、世界からこの恋が消えても』『きみの瞳が問いかけている』とラブストーリーを送り出してきた三木孝浩監督。
特報映像では、主人公リクを演じる中島健人が自らナレーションを担当し、運命にほんろうされるリク自身の視点から語っている。冒頭は、リク(中島)とミナミ(milet)がお互いに一目ぼれし一気に恋に落ちていく幸せあふれるシーン。人気小説家として脚光を浴びるリクと音楽の夢を諦めリクを支える彼女。飲み物を手渡す何気ないやりとりには、お互いへの愛おしさがあふれている。
「全てうまくいっている」と思っていたリクだったが、ある朝目覚めると、世界は一変。いつも隣にいるはずのミナミの姿はなく、見知ったはずの街角には人気アーティスト“前園ミナミ”の巨大広告が。なんとかミナミに会えたリクだが、ミナミから発せられたのは「お名前は?」という衝撃の一言だった。人気小説家と夫を支える妻だった二人が、一夜にして、大スターとただのファンという関係に変わってしまった世界に、ただひたすら困惑するリクの表情で映像は締めくくられる。
中島自身が担当したナレーションによって、“いちばん大切なひと”であるミナミが、自分と知り合ってもいないという衝撃の展開に戸惑う様子を声でも魅せている。
併せて、フィルムカメラで収めたティザービジュアルも解禁。屈託のない笑顔のミナミとそれにつられてほほ笑んでいるリクの自然体な姿は、2人の友人がシャッターを切ったというコンセプトで撮影、何気ない日常の二人の幸せな瞬間を切り取っている。しかし、そんな2人が「運命のばか」と言いたくなってしまうような運命に巻き込まれていく―。胸をザワつかせる言葉に想像がふくらむビジュアルだ。
映画『知らないカノジョ』は、2025年2月28日より全国公開。