【写真】厳しい表情の清少納言ことききょう（ファーストサマーウイカ） 『光る君へ』第38回「まぶしき闇」場面カット
ある日、彰子（見上愛）に仕えるまひろのもとを清少納言ことききょうが訪ねてくる。今は亡くなった定子（高畑充希）と一条天皇の娘・脩子内親王（井上明香里）に仕えているききょうは、まひろに「光る君の物語、読みました」と告げる。直後ききょうは笑顔になり、まひろが創作した物語について「引き込まれましたぁ！」と伝える。
続けてききょうは、物語の主人公・光る君を「困った男」と評しつつ、彼を通して男性の愚かさが表現されていると分析。加えてまひろの漢籍についての知識の深さが物語に反映されている点を指摘し、さらにこの世の出来事を物語に移し替えるまひろの巧みな技術を褒め称える。
その一方でききょうは、今は亡き定子を慕い続けていると語りながら、まひろが物語を書いた“きっかけ”を追及し始める。ききょうは「もしかして、左大臣様にお頼まれになったのですか？」と道長を話題に挙げつつ「帝のお心から『枕草子』を消してくれと…亡き定子様の輝きをなきものとするために」と言いながらまひろをにらむ。これに対してまひろは真剣な表情で「帝のお心をとらえるような物語を書きたいとは思いました」と返答。するとききょうは「私は腹を立てておりますのよ、まひろ様に」と言いながらまひろに近づくと「『源氏の物語』」を恨んでおりますの」と本音をぶつけるのだった。
これまで友人としての関係が続いていたまひろとききょうが物語をめぐって対峙すると、ネット上には「バチバチバトル勃発」「女流作家対決、怖いよー」「なんだこの緊張感」といったコメントや「どう？これは友情エンド？」「まひろとききょう、決裂しちゃったな…」「ついにこの日が来てしまった」などの声が相次いでいた。
