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『光る君へ』小林きな子、演じる宮の宣旨は「まひろに対する尊敬と寂しさが…」【君かたり】

2024年10月06日 21:00  ORICON NEWS

ORICON NEWS

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、宮の宣旨を演じる小林きな子の声を紹介する。

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――宮の宣旨について
女房という仕事をたぶん天職と思っていると思うんですよね。この年齢までここで働いていて、しかもほかの女房さんたちがいいところの出の方が多いので、ちょっと姫様、姫様感が抜けていない人が多い中でその子たちをまとめていくって、結構大変なことだと思うんですけど、やりがいを感じているんだろうなというふうに思っています。

――まひろについて
最初はやっぱり彰子様のことを一番に考えているから嫉妬という気持ちではなくて、「よかった、すごい人来たじゃん!」っていう。みんなダメだったけど、自分も含めてみんなダメだったけど、変わり玉のすごい人が来たって思ってはいて、でもだんだんお子さん(敦成親王)が生まれたりして、途中で藤式部が一日いないだけでものすごく不安がるというか、彰子様が「早く帰ってきてほしい」というのを聞いたときは、ちょっと複雑な気持ちではありましたね。「たった一日なのに私たちじゃダメなんだ」みたいな。「ほかに代わりがいないんだな」っていう。半々くらいです、尊敬とまひろに対する尊敬と寂しさと。

――まひろへ問いかける宮の宣旨
たぶん宮の宣旨から見ると、まひろってちょっと不器用で一生懸命で、なんだろう猪突猛進というか、個ってなったらこうなっちゃう子なのかなと思っていて、でもその大切な帝・中宮様ではあるけれどもその前に自分と自分の家族が幸せじゃないと、働くのも自分自身の幸せがあってだからこそ、誰が幸せにできるとか誰かのために心も体も健康で尽くせるんじゃないかなって思っていました。だから「そんな夢中にならないでもうちょっと肩の力を抜いたほうがいいんじゃない?」って思っていたと思います。