ブラック企業から退職するのは一筋縄ではいかない事が多い。北海道に住む30代後半の男性(年収400万円)は、以前勤めていた「サービス残業、パワハラだらけのブラック企業」から退職した時の体験を語った。
労働量の割に給料が安かったため、男性は転職を決意。仕事で忙しい中なんとか内定を貰い、管理職である上司に「2ヶ月後に退職したい、1週間の有給消化して退職したい」と伝えたが、上司からは信じられない言葉が返って来た。(文:國伊レン)
上司「そんな筋の通らない話を許可なんか出来ない!」
男性の要求は労働者の権利として認められているものだが、ブラック企業に常識は通用しなかった。上司は
「こんな人が居なくて忙しいのに有給消化して退職したいとか頭悪いのか?そんな筋の通らない話を許可なんか出来ない!」
と、あり得ない返答をしてきたそうだ。パワハラに耐え、サービス残業までしてきた社員に対し、最後まで理不尽な会社である。頭にきた男性は
「法律を一つも守れない企業と管理職の人に筋が通らないとか言われる筋合いはありません!ダメなら然るべき所に報告させていただきます!」
と言い返した。
その後、もちろん有休を取り、仕事の引き継ぎをした後に無事退職できたそうだ。言うべき所はしっかり言う事が、理不尽な環境に抗う方法の一つである。
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