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2025年よりHRCのテクニカルマネージャーにアプリリアから移籍のアルベシアーノが就任。アプリリアは元KTMのステルラキーニが引き継ぐ

2024年10月05日 06:20  AUTOSPORT web

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アプリリアのテクニカルディレクターを務めているロマーノ・アルベシアーノ
 10月4日、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は、2025シーズンよりロマーノ・アルベシアーノをテクニカルディレクターとして迎えることを発表した。アルベシアーノは今シーズンまで11年間、アプリリア・レーシングのテクニカルディレクターを務めている。

 現在のHRCテクニカルディレクターは2023年にスズキから移籍した河内健氏が務めているが、来シーズンからは河内氏に代わりアルベシアーノがテクニカルディレクターとして、HRCのMotoGPプロジェクトとホンダRC213Vマシンの継続的な開発の指揮を取ることとなる。

 アルベシアーノは、アプリリアがMotoGPに復帰した2015年よりテクニカルディレクターとしてMotoGPプロジェクトを率い続けてきた人物だ。

 アプリリア・レーシングは、2022年のアルゼンチンGPでアレイシ・エスパルガロが優勝したことにより、最高峰クラス初優勝を達成。今シーズンは第3戦アメリカズGPでマーベリック・ビニャーレスが優勝するなど好成績を残し、第15戦インドネシアGP終了時でコンストラクターズスタンディング3位につけている。

 また、このアルべシアーノの移籍に伴い、最終戦バレンシアGP翌日以降、ファビアーノ・ステルラキーニがアプリリアレーシングのテクニカルマネージャーの座を引き継ぐことも同時に発表された。

 ドゥカティでテクニカルディレクーを務めていたステルラキーニ。2021年からはKTMのサーキットレース技術副社長に就任していた。