不倫はこれまで築いてきた家庭を崩壊の危機にさらす行為だ。50代前半の女性は、夫の不倫が発覚した当時の辛い経験を明かしてくれた。
「3年前、旦那が職場内W不倫してるのを初めに見つけたのは当時中3だった息子でした」
子どもから聞いたことだったため、「まさか?」の一言で軽く流したが、2週間後に夫の母が亡くなったことを機に、真実が明るみになる。(文:長田コウ)
「携帯でずっとLINEしたり、外に行って楽しそうに電話したり…」
葬儀のため、急遽飛行機で県外にある実家へ向かった一家だが、「空港までの電車内や飛行機降りた後、葬儀会場までの間」での、夫の言動がどう考えても怪しかったのだ。
「お通夜で喪主なのに、携帯で誰かとずっとLINEしたり、外に行って楽しそうに(母が亡くなったのに)誰かと電話したりしてる」
女性は、挨拶や準備で忙しく気づけなかったというが、これらの不審な言動を「息子や当時19歳の娘」は目撃していた。葬儀が終わり、一家は女性の実家に泊まることになったが、夜は夫だけが早めに就寝したという。そこで、夫が寝ている間に「娘から旦那の携帯LINE」を見せられ、愕然とした。
「女との(メッセージの)内容が、クリスマスのディナーデートの約束や、ホテル予約の楽しい内容でした」
葬儀は11月22日で、クリスマスを翌月に控えていた。実の母が亡くなったというのに、不倫相手と楽しくデートの相談とは呆れるばかりだ。家族の皆が不倫に気付いている状況を、浮かれた夫はいつ気が付いたのだろうか。【後編へ続く】
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