Text by CINRA編集部
高円寺の書店・ヤンヤンが企画するイベント『行方知らずの記憶をまとって』が10月13日に東中野・ポレポレ坐で開催される。
場所が持つ記憶・記録物と、それを作品に昇華する作家を招いた同イベントには、舞台となる土地や建造物と、そこにいる/かつていた人々の経験と記憶をリンクさせながら物語を展開する清原惟、VHSテープを各地で収集し、それを素材にして音楽や映像を制作する湖底(VIDEOTAPEMUSIC)らが出演。
清原は神奈川・大和でのリサーチや滞在をベースにして作られた短編『三月の光』を上映し、湖底はパフォーマンスを行ない、それぞれの活動について語る。
トークにはヤンヤンを運営する城李門、映画の上映と執筆活動を軸にしたプロジェクト『肌蹴る光線』を主催する井戸沼紀美も参加。下記のフォームで予約を受け付けている。
「記録」をテーマに本などを扱うヤンヤン。足跡や出来事が叙述された自叙伝や日記、随筆を主とした書籍・著作物、音楽作品・絵画などの制作物を収集・販売しており、今回の企画は、VIDEOTAPEMUSICの5thアルバム『Revisit』に関連する展示を同店で企画したことがきっかけになったという。