俳優の石田ゆり子が4日、あす5日より東京・上野の国立西洋美術館で開催される『モネ 睡蓮のとき』開幕セレモニーに展覧会アンバサダーとして出席した。今年6月にはフランス・パリのマルモッタン・モネ美術館を訪問「そこでにみた作品がここに着ていることが本当に胸に迫るものがある」と感激した。
【写真】名画と並ぶ石田ゆり子 19歳で「睡蓮」と出会ってから「本当にモネの絵が大好き。初めてみたときの感動が忘れられない」と話す石田。「いつ見ても初めてみたときの感動を新鮮なままよみがえらせてくれる」と声を弾ませる。
現地ではジヴェルニーの庭の庭など実際にモネゆかりの地も訪れ「どこもすてきでした。ずっと絵のなかでしかみたことのない世界をみたときにクラッとしました。ああ、本物、って」としみじみ、噛みしめる。
5年ぶりのパリはオリンピック前ということで「今まで知っているパリとは違って世界中の観光客にあふれて今回はバタバタしていました。そのなかでマルモッタン・モネ美術館は邸宅が美術館になったということでそこは空気が違う、本当に幸せな時間を過ごさせていただきました」と振り返り、「その絵がはるばる日本に来たと思うとうるっとする。ようこそ、無事に来てくださって、と…」とほほ笑んでいた。
同展覧会は来年2月11日まで開催。