【写真】スズリンこと鈴音（岡本夏美）と話す結（橋本環奈） 『おむすび』第5回場面カット
本作は、まだ身近で少し懐かしい“平成時代”を、脚本家・根本ノンジが大胆かつユーモア盛りだくさんで描く平成青春グラフィティ。“ギャル文化”と出会った主人公・米田結が、やがて栄養士となり“目には見えない大切なもの（縁・時代・人）”を次々と結んでいく。
書道部の先輩・風見（松本怜生）と展覧会に行く途中、結はハギャレンのメンバー・スズリン（岡本夏美）がティッシュ配りをしているのを発見。結は見つからないように風見に隠れながら歩いて行く。そんな中、スズリンは体をフラフラさせて、その場にうずくまってしまう。
結はその場を通り過ぎて展覧会の会場にたどり着くものの、風見に“用事を思い出した”と告げてスズリンの元へ。結はスズリンを病院へ連れていく。
診察の結果、スズリンは病気ではなく低栄養であることが判明。彼女は父親が亡くなり、母も仕事で多忙なため、自宅で十分な食事が摂れないでいたのだ。そんな彼女の身の上を聞いた結は、出かける際に祖母・佳代（宮崎美子）が持たせてくれたおむすびをスズリンにも渡して一緒に食べる。
するとそこへハギャレンの仲間たちがやってくる。ルーリーから、改めてチームの総代になってほしいと言われるものの、結はそれを固辞。しかしスズリンから“友達になろう”と持ちかけられた結は渋々、それを了承。そして結はスズリンから“ムスビン”のニックネームを与えられ、とんとん拍子でハギャレンに加入することになるのだった。
結が“ムスビン”のニックネームを受け入れると、ネット上には「まさかのムスビン笑」「ムスビン、オヤビンみたいやんwww」といった声や「ゆるキャラみたいでかわいいな」「おむすびの妖精みたい」などのコメントが集まっていた。
