この会社もう無理!と思う瞬間は、大なり小なり誰にでもあるかもしれない。投稿を寄せた30代男性は、
「パワハラ、セクハラ、不倫をして何かと問題になってる人が管理職に上がることです」
と訴えた。男性曰く、この人物は仕事が「凄まじく」できるが、人としてはかなり問題がある様子。このあと男性はその実態を次々と暴露する。(文:天音琴葉)
「ある女性社員と不倫をし、社内的にばれています」
問題の人物について男性は、「なぜこんなに知識があるのか、なぜこんなに腕がいいのかと疑問に思うほど仕事ができます」と認めているそうだが、言うまでもなくハラスメントはやってはいけない。
「暴言、軽い暴力は当たり前です。機嫌のいい時は良いのですが、仕事上やプライベートで何か問題があると不機嫌になり、ずっといらいらしてます。口調が強くなったり、近づけない雰囲気を出しています」
かなり気分屋のようで、「この人のせいで何人も人が辞めてます」と吐露した。それに加えて、セクハラ発言も日常茶飯事で、女性社員の前で「ど直球の下ネタ」を言うそう。女性陣からそっぽ向かれそうなものだが、
「しまいにはある女性社員と不倫をし、社内的にばれています」
というから驚く。このような人物なのに、課長に管理職として任命されたことに、男性は「意味がわからない」とこぼす。
当の課長は「性格、素行に問題はあるけど機嫌いい時はちゃんとしてるし知識もあるから…」と言っていたそうだが、「え?じゃあ機嫌悪い時はどうすればいいの?知識があれば何やっても許されるってこと?」と、男性が納得いかないのも無理もない。課長にこれらの意見をぶけたこともあるという。ところが……
「『あまりあの人を刺激しないでほしい』と訳のわからんことを言ってきました。課長も結局この人には強く言えません。(中略)言ったとしても『もうちょっと言い方と行動を考えてほしいです』くらいにしか言ってません。どうせ今後何かこの人が問題を起こしてもこの人に対して注意してくれると思えません」
課長がこの人物に強く言えない理由について男性は、課長よりも「この人の方が年上だし、社歴も長いから」と説明する。しかしどんな事情があるにせよ、パワハラやセクハラをしていてもお咎めなしでは、男性をはじめ同僚たちが不満に思うのは当然だ。
男性は、この人物が管理職に就けば「余計上から目線になる」とし、ハラスメントも激しさを増すと危惧している。それでも問題になるどころか、
「むしろ被害を受けた側を違うフロアに異動させるということをすると思います」
という男性は、理不尽な人事異動が行われるのではないか、と恐れているようだ。しかし男性の予想通りになったら、退職者が相次ぐだけ。そうなっても課長はこの人物を放置するのだろうか……。
まだ起きていない未来の話であるが、すでに男性はうんざりしている様子で、「仕事ができるからなんでもOKという今の会社の風潮に対してもう無理と思います」と繰り返した。
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