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「静止画だと思った」菅義偉副総裁(75) 健康不安説で掘り起こされた「約1年前の予兆」

2024年10月03日 18:20  web女性自身

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安倍政権で官房長官をつとめ、’20年9月の首相就任以降は新型コロナと対峙してきた菅義偉氏(75)。先の自民党総裁選では石破茂新総裁(67)が誕生し、副総裁として党を支えることとなった。豊富な政治経験に期待が寄せられるいっぽう、健康面を不安視する声が広がっている。



まず波紋を呼んだのは、9月30日のこと。菅氏は自民党本部で開かれた新役員共同記者会見に出席したものの、表情の変化は乏しく、挨拶や質疑応答では声を絞り出すような話し方が印象的だった。



こうした菅氏の様子を収めた映像はXで拡散し、「#菅さん大丈夫」がトレンド入りするなど心配の声が相次いだ。



石破氏が首相に選出された翌10月1日も、菅氏の覇気のなさは注目を集めることに。同日午後に行われた衆院本会議の首相指名選挙で投票するため、石破氏、最高顧問の麻生太郎氏(84)、総裁選挙管理委員長の逢沢一郎氏(70)と並んで壇上に赴いていた。だが、硬い表情とおぼつかない足取りで歩くのが精一杯という印象だった。




■健康状態に波紋が広がるいっぽう注目集まる「約1年前の兆候」



そんな覇気のなさが不安視されている菅氏だが、約1年前から“兆候”があったようで……。それは昨年11月16日に生配信された報道番組『ABEMA Prime』に、出演したときのこと。



インバウンドが回復し、各地でタクシーが不足するなか、真っ先にライドシェア解禁に言及したのは菅氏だった。同年8月の地方講演中に、意欲を示したことから政府内でも議論が加速。同番組では菅氏をゲストに迎え、ライドシェアの是非について議論が交わされた。



まず司会の平石直之アナウンサー(50)から紹介されると、「どうもよろしくお願いします」と頭を下げて挨拶していた菅氏。ライドシェア解禁の必要性を問われると、「もともと私、インバウンドの旗振り役をやっていたんですね。今、どこへ行ってもタクシーが足りない」「せっかく日本に来てもらったインバウンドの人たちに、日本の良さを見てもらえる。そうしたこともできなくなってしまうし」と自らの言葉で改革を訴えていた。



だが視聴者が手に汗を握ったのは、専業主婦を経てキャリアアップを重ねてきた薄井シンシア氏(65)が菅氏に持論を熱弁した場面だった。



もとは専業主婦だった薄井氏だが、菅氏が尽力した観光立国政策のおかげで「たったの7年間で年収1300万円になったんですよ」と感謝した。ライドシェアには賛成の姿勢を示しつつ、訪日客の人数を増やすより消費額を上げる方が大切だと主張。その上で「これだけ人手不足だから、働く人一人ひとりの単価を上げたいんですね」と、観光業で働く人の収入アップを求めていた。



ところが菅氏は薄井氏に相槌を打つこともなく、まるで静止画のように微動だにしなかったのだ。一点を見つめるような眼差しで瞬きもほとんどなく、口はやや半開きのまま約10分の時間が流れていた。菅氏が無反応だったためか、途中で平石アナが熱く語る薄井氏の意見をまとめるようにフォローを入れる場面もあった。





■番組に“ダメ出し”もおぼつかない様子に「ゆっくり静養して」と慮る声



そんな菅氏だが、話はきちんと聞いていたようだ。薄井氏が話し終えると、「いや、これ実は、私どもはやってるんです」とコメント。安倍晋三元首相(享年67)と訪日客の人数について目標設定してきたこと、訪日客の消費額が上がるように取り組んできたことなど具体的な数字を交えながら説明していた。



さらに直後には、番組が用意した日本のタクシーとアメリカのライドシェアにおける性犯罪の発生件数にツッコミを入れる場面も。’20年のデータで「日本のタクシーは19件」「アメリカのライドシェアは998件」と比較件数が紹介されると、菅氏はこう“ダメ出し”していた。



「同じ日本のものじゃないんですよね。(中略)日本のタクシーとアメリカのライドシェアを使って、こんなに数字が離れてるっていうのは、これは全く客観性に欠ける数字だと思いますよ」



共演者の意見にはしっかり耳を傾けていたようだが、発言の際は舌があまり回っていない場面もあった菅氏。総裁選をきっかけに健康状態を不安視する声が高まったこともあり、菅氏の同番組への出演回は改めて注目を集めることに。Xでは番組を切り取った映像が拡散され、驚く声や菅氏を慮る声が相次いでいる。



《本当に静止画だと思った》
《菅さんこの頃からやばかったんやな》
《菅さん心配なるよー 長い期間休みとってくれよー》
《なんも聞いてないと思ったら聞いてて驚いた》
《表情が…お気の毒だけどご病気なら引退してゆっくり静養してほしい》



永田町でも健康不安説が囁かれているというが、真相は果たして――。

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