信頼していた友人に裏の顔があると知ったら、相当ショックだろう。東京都の50代女性は、古くからの同業者である友人と絶縁した事を打ち明けた。
当時、女性は子育てに加え、入院している親の見舞いなど多忙な日々を送っていた。そんな中、「友人主催の楽器の発表会」があったという。忙しい合間を縫って駆けつけたが、友人からは
「発表会の内容など真似しようとして来たのでしょう?」
などと、驚きのセリフを言われてしまった。(文:長田コウ)
「そんな風に思われていたなんて。ショックすぎました」
そもそもその日は「子どもを夫に預けて、親のお見舞いに唯一行ける日」と重なっていた。しかし、
「事前にその時に着る服装の相談にものっていたこともあったし応援に駆けつけたかったので、ほんの短時間ではありましたが友人の発表会へ行きました」
と無理をして駆けつけた。病院の見舞いもあり、会場にいられたのはわずかな時間だったが、「友人が頑張っている様子が見れて嬉しかった」と振り返る。純粋な気持ちで応援に行ったにもかかわらず、後で「発表会の内容などマネしようとして来たのでしょう?」と思いも寄らぬことを友人に言われてしまった女性。当時の心境をこう語る。
「え!幼い子どもをわざわざ預けて、親の入院先にも行かなくてはならない忙しいなか、少しだけでも顔出ししようと全然近くない会場にかなり無理して行ったことをそんな風に思われていたなんて。ショックすぎました」
確かにこの発言には敵意すら感じる。
HPやSNSも「真似された」と思っている友人
友人は女性と張り合う気持ちがあったのか、こんな疑いも抱いていた。
「楽器の教室のためにお互いにHPを作ったり各種SNSを使っていましたが、なぜかそういったツールも真似されたと思っている友人。あり得ないというか、どこまで自惚れているのかと心底ショックを覚えました」
ただ、遡ればわだかまりは以前からあったようだ。友人の教室の生徒数が少なかった頃、「発表会の自主開催が難しい」ため、女性が所属するグループに入れてほしいと頼んできたことがあった。しかし、そのグループは女性の学生時代の友人で結成されていたため、「申し訳ないけれどとお断り」をしていたそう。
「それについては協力してくれなかったと恨んでいるとのこと。私自身は発表会参加者が少ない頃には立派なホールではなくても小さな公民館などで工夫して発表会をしましたが、友人はそんな努力もしないで、ただ私を恨んでいただなんて…」
「それまで尊敬していたしステキな先生として活躍されている自慢の友人だっただけに、私はこんな人を尊敬していたのかと、ショックでしたし、なんか恐ろしいなとさえ感じました」
友人の自分勝手すぎる言動に限界を覚えた女性は、これ以来SNSなどを全てブロックしたという。
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