「ドワーフスタジオ」がおくる「こまねこ」シリーズ最新作『こまねこのかいがいりょこう』より、こまねこ誕生から20年分の愛がつまったロングトレーラーが解禁された。
【動画】こまちゃんの愛らしさに思わずほっこり! ロングトレーラー映像
「こまねこ」は2003年に誕生したドワーフスタジオのオリジナル作品。こま撮りをする、もの作りが好きなねこの女の子“こまちゃん”の日常を優しさあふれる世界観で描いている。2006年に劇場公開された『こま撮りえいが こまねこ』は、ミニシアターを中心に全国で3万人を動員するスマッシュヒットを記録。シリーズ累計で世界22ヵ国で上映され、今も国や世代を超えて愛されている。
11年ぶりの新作となる『こまねこのかいがいりょこう』は、初めての海外旅行に出かけることになった主人公こまちゃんの友情と成長が描かれる短編映画。『こま撮りえいが こまねこ』より、名作との呼び声が高い『はじめのいっぽ』『こまとラジボー』『ほんとうのともだち』の3作とともに劇場公開される。珠玉の4作をつめこんだ“たから箱”のような、合計50分の豪華プログラムだ。
解禁されたロングトレーラーには、新作となる『こまねこのかいがいりょこう』の映像に加えて、同時上映される『はじめのいっぽ』『こまとラジボー』『ほんとうのともだち』の映像が収められている。2003年の誕生以来、ひとコマひとコマ愛をこめて制作された映像の積み重ねは、唯一無二の世界を作り出している。好きなことに夢中になったり、新しい友達ができたり…。たくさんの「はじめて」があふれている、愛おしい物語の数々。往年のファンはもちろんのこと、初めて「こまねこ」を知るひとにとっても、“こま撮りえいが”ならではのぬくもりと、こまちゃんの愛らしさに、思わずほっこりする映像となっている。
また、「こまねこ」ファンを自認する人気クリエイターからの応援コメントが到着した。「リラックマ」で知られるイラストレーター/キャラクターデザイナーのコンドウアキは「まちにまったこまちゃん新作! やっぱり一瞬一瞬全部かわいい!」、漫画家のキューライスは「こまちゃんが喜ぶ、泣く、あっ嬉しそう! それを見てるとなんでか涙が出てくるのは、本当に不思議です」と絶賛している。
さらに、コピーライターの糸井重里が主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞(通称:ほぼ日)」が運営する施設「TOBICHI東京」にて、10月17日から27日にかけて、展覧会の開催が決定した。「こまねこのかいがいりょこうを観に行こう!展」と題し、撮影に使用したこまちゃんの人形や「屋根裏部屋」のセット、小道具が展示されるほか、グッズの販売やチェキがもらえるキャンペーンなど、盛りだくさんの内容となっている。本展示会は、2025年2月21日から3月12日にかけて「TOBICHI京都」でも開催される。
ほかにも、こまちゃんをはじめとする各キャラクターの可愛らしいポーズや表情を切り取ったLINEスタンプの発売や、劇場限定の入場者プレゼントとして「いつもこまちゃんといっしょ!クリアキャラスタンド」の先着配布が決まっている。
短編映画『こまねこのかいがいりょこう』は、10月25日より全国順次公開。
コンドウアキ、キューライス、中村誠、篠原健太、竹内泰人のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■コンドウアキ(イラストレーター/キャラクターデザイナー)
まちにまったこまちゃん新作! やっぱり一瞬一瞬全部かわいい! 私も旅行のときおじいと同じ事を子に言ってたなあ…
■キューライス(漫画家)
こまちゃんが喜ぶ、泣く、あっ嬉しそう! それを見てるとなんでか涙が出てくるのは、本当に不思議です。
■中村誠(脚本家・コマ撮り映画監督)
こまちゃんの成長をずっと見守ってきたな、と感慨深く、同時に優しさを無くさない彼女をとても愛おしく感じる素敵な作品。
■篠原健太(ストップモーションアニメーター)
こまちゃんのように『物』と友だちになれたら楽しいのになぁと羨ましく思います。その方法を私も遠い昔には知っていたはずなのに、今ではすっかり忘れてしまいました。でも、もしかしたらそのヒントが『こま撮りアニメーション』には隠されているのかも知れません。
■竹内泰人(コマドリスト)
やっぱりこまちゃんが可愛すぎます! 嬉しくて跳ねる様子もしっぽのゆれも、口元にやる手も、まぶたも眉毛も可愛くて、彼女のまっすぐな視線が胸にキュンキュン刺さります!