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2025年第6戦にスケジュールされていたインジェでのスーパーフォーミュラ韓国戦は開催中止か

2024年10月02日 12:20  AUTOSPORT web

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2024スーパーフォーミュラ第5戦もてぎ 決勝スタートシーン
 8月25日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は2025年のシリーズカレンダーについて仮の状態ながら発表し、このなかで、2025年6月に、韓国のインジェ・スピーディウムで第6戦を開催する意向を示していた。しかし開催に向けた交渉は難航しているようで、2025年は開催されない可能性が高いという。

 スーパーフォーミュラの2025年カレンダーについては、8月1日にJAF日本自動車連盟から発表されたFIA国際スポーツカレンダー登録申請のなかで8大会のスケジュールが発表され、この中で初めて韓国での開催が記されていた。

 その後、スーパーフォーミュラ第5戦もてぎでJRPの上野禎久社長は、改めて2025年のカレンダーについてメディアに向け説明を行ったが、この中で韓国のインジェ・スピーディウムと「韓国のモータースポーツ文化、フォーミュラの文化を醸成したいというプロモーターの気持ちと、我々の方針が合致した」として、第6戦としての開催に向けて交渉していることを明かしていた。

 この時点で、上野社長をはじめとしたメンバーがインジェを訪問し、2025年に向けて「ポジティブな打ち合わせ」を実施していたことを明かしており、開催に向け慎重に交渉が進められてきたというが、ここへ来て2025年は開催されない可能性が高いという情報が入ってきた。

 開催に向けてはさまざまな課題を解決しながらの交渉となるが、現段階で開催に至らない理由は不明。ただ、すでにエントラントに向けてアナウンスされているとのことで、今回の情報もチームからもたらされている。

 スーパーフォーミュラのひさびさの海外でのレースは期待が大きかったが、開催のために超えなければならないハードルはまだまだあるということか。まずはJRPからのアナウンスを待ちたいところだ。