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築250年超の古民家のふすまを剥がしたら…… 出現した“まさかの文字や絵柄”に反響 「タイムカプセルや」「ロマンがありますね

2024年10月02日 08:03  ねとらぼ

ねとらぼ

だいぶ年代物の襖

 古民家の襖(ふすま)を剥がしてみたら出現したという古い文書が、Threadsで注目を集めています。


【画像】出現した“まさかの文字”


 投稿者は、栃木の里山に暮らす「きびと月の畑」さん。家族4人で築250年超という古民家の再生に挑戦する日々をつづっています。ある日、取り外した襖の表面を剥がすと、筆で文字が書かれた紙が出てきたのだそうです。


 紙は何層にもなっていて、文字だけでなく神さまや鳥居などの絵が描かれているものも。さらに「天明四 辰年」のように、年代の手掛かりとなりそうな年号や十二支の記載も見つかりました。天明4年は1784年にあたるため、もし本当にその年に書かれたものであれば、江戸時代のものです。襖は丈夫にするために骨組みに紙を重ねて貼るので、昔の人が使い終わった紙を重ねて補強したとも考えられます。


 また、なぜか「小麦の穂」も入っていたようで、きびと月の畑さんは「縁起ものだろうか?」と推測。投稿の最後を「襖は当時の文書が残っている場合があるので、捨てずに中身を見てみるのがオススメ」と締めくくっていました。


 投稿には「ロマンがありますね 畳の下から昭和の新聞がでてくるだけでも興奮するのに、こんなの見つけたら見入ってしまう」「すごい! 江戸時代のものなんですね!」「タイムカプセルや」「本当にすごい こーゆーのに遭遇してみたいです」など歴史のロマンを感じたという声が寄せられていました。


 さらに、「修復師してた頃はこれを見るのが楽しみでした」「古いふすまの下張りから貴重な古文書が出る事があります、中には歴史上の有名人の手紙とかね」「当時の表具屋さんは不用になった帳簿や手習の紙などまとめて買い取っています。貼り付けている順番の逆に剥がしていくと元の紙束の順になるので、どんな性質の文書だったか分かります」などの声もあり、襖の内側に文字などが書かれた昔の紙がたびたび発見されていることがうかがえます。


動画提供:きびと月の畑(@kibi_tsuki)さん