世界中にショックを与えたM・ナイト・シャマラン監督による大ヒットホラー映画『シックス・センス』。同作で天才子役と注目を集めたハーレイ・ジョエル・オスメントが、2022年3月に俳優業を引退したブルース・ウィリスとの心温まるエピソードを明かした。
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この度『シックス・センス』が公開から25周年を迎え、ハーレイがEntertainment Weeklyに登場し、「ブルースから、映画が公開された後何年も、連絡をもらいました。彼はただ僕の様子を気遣って、時々自宅の電話にメッセージを残してくれました」と明かした。
同作は、全世界で6億7200万ドルを売り上げ、同年の興行収入第2位にランクイン。当時10歳だったハーレイは、天才子役の名をほしいままにし、アカデミー助演男優賞にノミネートされた。当時はプロモーションのため、ハーレイとブルースは世界中を巡ったそうだ。
「記憶が正しければ、日本にも2度一緒に行きました。プロモーションツアーの出発の前にも連絡をくれたし、学校から帰った時に、留守番電話にメッセージが残されているのを発見したこともあります。『ヘイ、ハーレイ・ジョエル、元気か』という感じでした」。
ハーレイは、『フォレスト・ガンプ』でトム・ハンクスと共演するなど、他にも大物俳優と共演しているが、物心がつき、ファンになっていたブルースとの共演は、「素晴らしかった」と語る。
「彼は何をさせてもクールで、カリスマ性がありました。撮影現場の雰囲気を決めてくれる人でした」「皆が脚本を大切にし、懸命に努力しましたが、ブルースが先陣を切ってやってくれました」。また、『ダイ・ハード』とは異なる演技を見せたブルースを間近で見ることは、演技の勉強にもなったと明かしている。