2024年10月01日 13:11 ITmedia NEWS
警察庁は、警察用車両(パトカー)の警光灯(パトランプ)の発光パターンを見るだけで、緊急走行時か平時(通常の警ら時)かを見分けられるよう、新型の警光灯を導入する。発光パターンを解説する動画を10月1日、YouTubeで公開した。
従来は、緊急走行時も平時も、警光灯が強く光り続けていたが、新たなパターンでは、平時は一度光った後、蛍の光のように徐々に発光(2秒周期)する。
音が聞こえにくい人でも、見るだけで緊急走行時と通常の警ら時を判別できるようにする狙いだ。
2024年度中に、新型警光灯を搭載した小型パトカー(420台)と交通事故処理車(99台)を各都道府県警察に順次配分し、運用を始める。今後も、新型警光灯を搭載した警察用車両の導入する予定だ。