2024年10月01日 11:01 ITmedia NEWS
ソフトバンクグループ(以下ソフトバンクG)の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が米OpenAIに5億ドル投資することに合意したと、米The Informationが9月30日(現地時間)に報じた。この投資は同社にとってOpenAIへの初投資になる。
ソフトバンクG代表取締役会長兼社長の孫正義氏は昨年10月のイベントで、OpenAIの「ChatGPT」を使ってない人は「人生を悔い改めた方がいい」などと語り、AGI(超知性)が10年以内に実現すると主張した。
OpenAIを退社したイリヤ・サツケバー氏とヤン・ライケ氏もかつて、AGIは10年以内に実現すると語った。サム・アルトマンCEOは最近公開した個人ブログで、AGIは数千日以内に実現すると語った。
OpenAIは数日中に65億ドルの資金調達ラウンドを完了すると報じられている。
この取引は米Thrive Capitalが主導し、米国のMicrosoft、NVIDIA、Tiger Global Management、Khosla Ventures、アブダビのMGXが参加していると報じられている。
米Appleも参加を検討していたが、このラウンドから撤退すると報じられた。