2024年09月30日 20:28 ねとらぼ
曇った窓ガラスに指で落書き……。幼少期の思い出が蘇るディスプレイが話題となっており、実際に体験した人たちからは「めちゃくちゃ気持ちよかった…」「次第に曇ってゆくのがまたいい…」など反響が寄せられています。発想と技術力の勝利だ……。
●結露した窓ガラスに指で落書き
ディスプレイの正式名称は「Wipe Fake」。D2CIDが制作しており、透明液晶ディスプレイを結露した窓ガラスに見立て、幼少期に誰もが経験した“指で落書き”をにじみ具合や雫の滴り方、指でなぞった場所が再び曇りだす様など、すさまじいリアルさで体験できます。
●「Wipe Fake」を体験したユーザーの声
「Wipe Fake」は、2024年9月21日~22日に開催されたイベント「Maker Faire Tokyo2024」で展示され、実際に体験したユーザーの投稿がXで大きな話題になりました。
他の体験者からも、「凄く面白かったです! ときどき水滴が垂れていくのがさらにリアルさを出してていいアイデアと上手い実装だなと思いました」「遠目には本当に湿気で曇ったガラスが置いてあるだけに見えました」「今年はWipe Fakeが1番刺さりました」などアイデアに感嘆する声が上がっています。
同イベントは、新しいテクノロジーを中心に多くのメーカーが個性豊かな製品を発表するもの。同社は「Wipe Fake」以外にも、ファンタジー映画でホウキやじゅうたんが自ら動き出すシーンを現実に再現したいという思いから生まれた「Wrigglith」も展示しています。発想が全てユニークだ。