俳優の成田凌が29日、都内で行われた映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』完成披露試写会に、千葉雄大、大谷亮平、井浦新、中田秀夫監督とともに登壇し、シリーズの反響の大きさに手応えを感じていることを明かしていた。
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本作は、2018年に北川景子主演で映画化され、動員150万人、興収19.6億円を記録した『スマホを落としただけなのに』のシリーズ第3作目。成田演じる連続殺人鬼・浦野善治を主人公に、かつて浦野と禁断のタッグを組んだ刑事・加賀谷(千葉)との国境を越えた壮絶な戦いが繰り広げられる姿を描く。
シリーズ1作目から出演している成田は「これまでもいろいろな作品をやっていますが、『スマホを落としただけなのに』を観ましたと言ってくれる人が圧倒的に多いんです」と反響の大きさに言及すると、「『顔も見たくない』とか『とにかく苦手』とか『トラウマです』という意見をよく聞きます」と負の意見が多く届いていることを明かす。しかし成田は「でも俳優をやっていないとそういう経験ってできない。すごく光栄です」と笑顔を見せると「最終章も頑張りました」と胸を張っていた。
第3作目で主演を務めることになった際、成田は、これまでも映画『ニワトリ☆スター』や『ニワトリ☆フェニックス』などで作品を共にした先輩である井浦に相談をしたという。
本作で、警察庁公安部の刑事で、加賀谷からの信頼も厚い兵藤彰役を演じた井浦は「『頑張りたいんです』と、とても可愛らしく言っていました」と相談された当時を振り返ると「俳優成田凌が主演と聞いて、初めて彼が座長を務める現場が楽しみだったし、最後まで付き合いたいと思いました」と語っていた。
成田は「7年間続いてきたシリーズで、浦野が主人公になりました」としみじみ語ると「7年前よりも、より皆さんの生活の中にスマホが浸透していると思うので、その分日常に緊張感を与えてくれる作品になっていると思います」と映画をアピールしていた。
映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』は、11月1日全国公開。