三重県の鈴鹿サーキットで行われているENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE第5戦『SUZUKA S耐』の公式予選。ST-Xクラスのポールポジションを獲得したのはDENSO LEXUS RC F GT3となり、Aドライバーを務める永井宏明にとっては“地元鈴鹿”でのポールポジションということで、感慨深い表情をみせていた。
今シーズンは、開幕戦SUGOと第2戦富士24時間で3位表彰台を獲得し、上位争いに絡むことが多いDENSO LEXUS RC F GT3だが、第3戦オートポリスと第4戦もてぎでは悔しいレースが続いている。
「今年は苦労していましたけど、今回はクルマの調整などがうまくいったので、今日は走りに集中することができました」と永井。ここ鈴鹿は彼にとっても地元コースということで、もちろん気合いの入る一戦でもある。同地では2022年にポルシェ 911 GT3Rを駆りポールポジションを経験しているが、レクサスRC F GT3での鈴鹿ポールは初めてで「嬉しいです」と笑顔をみせていた。