職場の人間関係や雰囲気は働くモチベーションを左右する。大阪府の50代女性は社内の風紀に不満だ。憤りを抑えきれない様子でこう語る。
「社内で不倫をしても、お咎めなし。しかも出世している。それを全員が知っているが、親会社から出向で来ている社長だけは知らない」
社長に言いつけるのも気が引けるのだろうか、如何ともしがたい苛立ちがあるようだ。(文:篠原みつき)
1か月で4人も辞職しても危機感がない職場
しかもこの会社では「給料の上限があるが、あまりにも上限が低い」といい、
「これではモチベーションが上がらないし、上限まで行った社員には、仕事をほぼしない指示待ちの人がいる。 結局、なんでも受け入れる人に仕事が集まってくる」
と、勤務先のダメな部分を嘆いていた。
神奈川県に住む40代前半の女性(医療・福祉・介護/医療事務/年収100万円)も、以前働いていた職場で「この会社ダメだ」と思った瞬間を明かす。
「先輩に質問しても無視されたり、ひどい言葉を言われた」
「パワハラは当たり前。社員はそれを見て見ぬふり。1か月で4人も辞職しても危機感ないのには、もうこの職場は駄目だと思って私も辞職した」
結局、働く人を大事にしない職場からは人材が去っていくことになるのだろう。
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