谷口菜津子「まめとむぎ」の1巻が、本日9月26日に発売された。
【大きな画像をもっと見る】ファッション誌の編集者として働き、いつか編集長になることを夢見ていた30歳の清水麦。しかし、「みんなをまとめる力がない」と編集長には任命されず、さらに社内不倫がバレて会社を辞めることになってしまう。心身ともにボロボロで、自分が取り返しのつかないほどに“腐って”しまったと感じていた麦。そんなとき、新人の頃に通っていた居酒屋・大豆堂の味がふいに懐かしくなり店に向かった麦は、そこで代替わりした新しい店主のマメと出会う。懐かしの料理は食べれなかったものの、マメが美味しい発酵食品料理を振る舞ってくれて……。人生どん底だった麦が、発酵食品との出会いで再び立ち上がり、お客ゼロの居酒屋を人気店に導いていく。
青山ブックセンター本店では購入特典としてステッカーを配布。さらに同店では、10月2日から15日まで「まめとむぎ」1巻の刊行を記念した原画展も開催される。入場は無料で、直筆で描かれた原画と、デジタルで仕上げを施した完成原稿を比較できる。会期中はグッズ、原画を販売予定だ。