2024年09月26日 18:51 ITmedia NEWS
CESA(コンピュータエンターテインメント協会)は9月26日、恒例の「日本ゲーム大賞2024」を発表した。大賞は、任天堂の「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」(ティアキン)。最多販売本数を記録した「ベストセールス賞」と大賞の二冠となった。
ティアキンは、2023年5月に発売。国内で累計375万本、世界累計2080万本を売り上げた。同日行われた表彰式では、ゼルダの伝説シリーズのプロデューサーを務める青沼英二さんらが登壇し、「遊んでいる皆さんに育てていただいているゲーム。皆さんに驚いていただけるような新しいゼルダをこれからも作っていきたい」と喜びを語った。
これでまでにない新たなジャンルやゲーム性を生み出した作品に贈られる「ブレイクスルー賞」は「8番出口」(KOTAKE CREATE)が、また幅広い層にアプローチして記憶に残る実績を残した作品を表彰する「ムーブメント賞」は「スイカゲーム」(Aladdin X)が受賞した。
日本ゲーム大賞は、CESAがコンピュータエンターテインメントソフトウェアの振興を目的に1996年に始めた。今回の対象作品は、23年4月1日から24年3月31日の間に日本国内でリリースされた全作品で、プラットフォームの制限は設けていない。一般投票と日本ゲーム大賞選考委員会による審査で各賞が選ばれる。