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映画『ココでのはなし』主演・山本奈衣瑠にフィーチャーした本編映像が公開

2024年09月26日 12:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

映画『ココでのはなし』の本編映像が到着した。

11月8日からシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国で順次公開される同作は、都会の喧騒に佇むゲストハウス「ココ」を舞台に、住み込みバイトの詩子と「ココ」に集う人々の交流と愛おしい日々を綴った作品。

主人公の詩子役を2022年に公開された今泉力哉監督『猫は逃げた』で初主演を務めた山本奈衣瑠、若者たちの心の拠りどころとなる泉さん役を吉行和子が演じたほか、結城貴史、三河悠冴、生越千晴、モト冬樹らが共演する。監督は同作が長編デビュー作となるこささりょうま。脚本は敦賀零とこささりょうまが共同で手掛けている。『ワルシャワ国際映画祭』『アンタキヤ国際映画祭』など10以上の海外映画祭で上映されて好評を博した。

本編映像は、詩子が「ココ」にはじめてたどり着いた場面からスタート。田舎を飛び出し「ココ」を訪れた詩子に、結城貴史演じるオーナーが「旅人は助け合い。家から出たらみんな“旅人”」と声をかけるシーンや、SNSにハマりライフハック動画を配信する泉さん、三河悠冴演じるバイト先が潰れてしまった存、生越千晴演じる声優の夢を諦め就職しようとする中国人のシャオルー、モト冬樹演じる詩子の父親の姿が映し出されている。

役作りで「詩子」として日記をつけていたという山本は、モデルとしてキャリアをスタートし、雑誌やCM、ショーで活動後、俳優に挑戦。フリーマガジンの編集長も務める。「映画という仕事自体への解像度があがった」「環境もルーツも違う沢山の方々に触れてもらった『ココでのはなし』に是非皆さんにも触れて頂きたいです」と語っている。

山本とはPVの撮影で知り合ったというこささ監督は、当初から山本を主演にすることを決めていたと語り、その理由について「キャリアの作り方、本人自体のキャラクター性、空気感、全部が良いんです。映画のハードルを飛び越えていく」とコメント。