2024年09月25日 08:41 ITmedia NEWS
米Googleは9月24日(現地時間)、企業向け「Google Workspace」(Business、Enterprise、Frontline)でこれまでアドオンとして提供してきた「Gemini」を、標準機能として含めると発表した。これらのプランのユーザーは、追加料金なしにGeminiアプリにアクセス可能になる。
提供開始時期については明記されていないが、Google Cloudのトマス・キュリアンCEOは公式ブログで、「来月から、お客様は 24 時間体制でブレインストーミングを行うパートナーやリサーチ アシスタントなどから支援を受けられるようになり、最も必要なときにサポートを受けられるようになる」と語った。
また、Businessプランでは、新たな「セキュリティアドバイザー」が利用可能になる。「最新のサイバー脅威を阻止するのに役立つ強力なツールキット」として、組織のセキュリティ体制を強化するための推奨事項と洞察を企業のIT管理者の受信トレイに直接提供する。「向こう数週間以内に」提供の予定だ。
Googleはまた、Gemini for Workspaceが、「SOC 1/2/3」「ISO 27001」「ISO 27701」などの業界のセキュリティおよびプライバシーの認証を取得したことも発表した。
【更新履歴:2024年9月25日午後6時10分 提供開始時期についての記述を修正しました。】