友人との仲が壊れた記憶はなかなか拭い去れないようで、絶縁エピソードが数多く寄せられている。だんだんと連絡を取らなくなりフェードアウトしたり、絶縁を宣言したりすることがほとんどだが、
「23年前の年末、友人の好きな歌手のコンサートへ初めて行った時に、電車帰宅時に人混みに巻き込まれ友人と離れ離れになった。そのまま個人で帰宅し友人へ御礼の連絡をした。しかし連絡がとれず翌日にも連絡するも不通。それ以来一切連絡とることはなく現在に至る」(40代女性/東京都)
というちょっと変わったエピソードも。この場合、女性は絶縁された側かもしれないが、後味の悪い縁の切り方だ。友人が事件に巻き込まれた、とかではないといいが……。(文:林加奈)
「もう絶交!」と言ったのに「文化祭一緒に行こうよ~」と誘ってくる友人
絶縁を言い渡された人はほかにもいる。別の40代女性(東京都)は、高校時代に共通の友人がいて知り合ったA子と親しくなり、卒業後にいちご狩りと食べ放題の日帰りバスツアーに行ったという。
「その帰りのバスの中、文句ばかりで『食べ放題の蟹が冷凍で不味かった』だの『日帰り旅行の内容が良くないのに料金が高い』だの……『バスも安く借りれるハズなんだから日帰り旅行の代金は安くするべきだ~!』って文句ばかり…。共通の友人Bがいたから、私『Bも誘えば良かったのに…』A子『あの子、我儘で疲れる』私『……』」
女性が反応せずにいるとA子は「『Bが私の悪口を言ってて嫌いって言ってた』だの、私に対して説教をし始めた……」というから呆れるばかりだ。そんなこんなでついにA子から絶縁を宣言された女性。ところが、
「『もう〇〇(私)とは絶交よ!』と言ったくせに『高校の文化祭あるから一緒に行こうよ~』って誘ってくる無神経で疲れる人でした」
と明かしている。A子は自身が絶交される側であることに気づくべきだろう。