松山ケンイチと染谷将太がダブル主演する映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』に、藤原竜也が堕天使・ルシファー役で出演することが決定。ビジュアルとメイキング映像が到着した。
【動画】藤原竜也が堕天使・ルシファーに変身 メイキング映像
本作は、神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダが、東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫する日常を描き、今や累計発行部数1700万部を超える異色のギャグ漫画『聖☆おにいさん』(著:中村光/講談社「モーニング・ツー」連載中/既刊21巻)の実写映画化。原作者の中村光が劇場映画化のために描いたエピソードをもとに、コメディ映画の奇才・福田雄一がメガホンをとる。
主人公のイエスを演じるのは、松山ケンイチ。長髪・髭・茨の冠がトレードマークで、下界でのバカンスを奔放に楽しむ“神の子イエス”をコミカルに演じる。そして、もう1人の主人公であるブッダを演じるのは、染谷将太。螺髪、白毫、長い耳たぶがトレードマークの、主婦並みにお金を気にする“目覚めた人・ブッダ”を魅力たっぷりに演じる。
さらに、第2弾キャスト情報として賀来賢人(梵天)、岩田剛典(ミカエル)、白石麻衣(弁才天)、勝地涼(帝釈天)、佐藤二朗(戦いの仙人)の5名、続く第3弾キャスト情報として窪田正孝(マーラ)、山本美月、桜井日奈子、中田青渚(マーラ娘たち)、第4弾キャスト解禁の新生“女子ーズとして、川口春奈(レッド)、吉柳咲良(グリーン)、田中美久(イエロー)、森日菜美(ブルー)、安斉星来(ネイビー)の5名、第5弾キャスト解禁として、仲野太賀(十一面観音)、神木隆之介(ヨハネ)、第6弾キャスト解禁として、山田孝之、ムロツヨシの参戦が発表された。
そして今回、Team悪魔・第2弾キャストとして藤原竜也の出演が決定した。天使の軍団を率いる天使長のミカエル(岩田)の兄で、元・天使長ながらも天界と地獄の戦いの際に弟ミカエルと壮絶な兄弟喧嘩で敗北し、地獄の最下層に落とされ堕天使となってしまったルシファーを演じる。
藤原は、15歳にして蜷川幸雄演出の『身毒丸』の主役オーディションでグランプリを獲得後、深作欣二監督の遺作となった『バトル・ロワイアル』で日本アカデミー賞主演男優賞と新人俳優賞をダブル受賞。「デスノート」シリーズや「カイジ」シリーズ、そして『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』では主人公の宿敵・志々雄真実役を圧倒的な存在感で演じるなど、漫画原作の実写映画化を始め数多くの作品に出演してきた。
近年は、とある殺人事件の犯人であると自ら名乗り出、その告白と行動で日本中を翻弄させた美しき殺人犯を演じた『22年目の告白 ‐私が殺人犯です‐』での演技を高く評価され、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を獲得。『ST 赤と白の捜査ファイル』(日本テレビ系)『リバース』(TBS系)などドラマの話題作でもその存在感を発揮。10月9日スタートの連続ドラマ『全領域異常解決室』(フジテレビ系)も主演を務め、本格ミステリーに挑むことが決定している。
映画「デスノート」シリーズで対峙する関係だった松山ケンイチとの再共演となる本作では、神の子・イエスと堕天使・ルシファーという関係に。一体どのような展開を見せるのか? そして、満を持して初参戦となった福田組で、藤原はどのような演技を魅せるのか?
藤原は「ルシファー役を演じました藤原竜也です。初めての福田組でしたが、シュールな空気感の中自由に楽しくお芝居させていただきました。 堕天使役ということで、つけ爪に羽根、ぴよんとしたヘアスタイルとビジュアルも独特の世界観満載です。 小道具に”あるもの”も登場します! ぜひ劇場でご覧ください」とコメントを寄せた。
さらに、ルシファーのビジュアル&メイキング映像も到着した。漆黒の翼に身体を覆われ、どこか中2病感のある決めポーズとともにこちらを意味深に見つめる、かつては天使長だった悲しきルシファーの“闇堕ち”したビジュアルが収められている。
メイキングでは「福田監督と初めてお会いできて大変光栄でした。なにを撮ったかちょっと記憶にございません!」と撮影について振り返り、映像の最後にはルシファーが凄まじい剣幕で叫ぶシーンも。本編でのイエス&ブッダとの絡みにも期待が高まる。
映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』は、12月20日より全国公開。