子育てなどがあって、フルタイムでは働けない人にとってパートやアルバイトは貴重な収入源だが、心無いことを言う人もいるようだ。
埼玉県に住む60代女性は、自身がパートとして働いている時に友人から言われたキツ過ぎる言葉がきっかけとなり絶縁した経験を語った。(文:國伊レン)
「パートで働くなんて仕事する気あるの?」となぜか怒られる
「子どもが3人いますが、一番下の子どもが3年生になったくらいにパートへ出ようと決めました。ある程度、手もかからなくなったし家計の足しになればとの思いでした」
家事や育児とも平行しなければならないため、正社員として働くのは難しかったが、「パートだからといい加減な仕事とは思っていませんでした」と強調し
「真面目に働いた事で、本来もらえないボーナスまで頂けるほどきちんと仕事しました」
と語気を強めた。しかし「30年来の友だち」にパートとして働いていることを話したところ、耳を疑う一言が返って来た。
「パートで働くなんて仕事する気あるの?パートなんて主婦の暇つぶしじゃない」
非正規であっても仕事は仕事。かなり失礼な言い草だ。しかも友人はなぜか女性に対して激しく怒っている様子だったという。
「友達はやはり両親が共働きだったらしいのですがね。それがきっかけで絶縁しました」
共働き家庭で育った友人からすれば、パートが甘えているように見えたのだろうか。だとしても人には事情があるわけで、余計なお世話だ。想像力が欠如している人と距離を置けたのは不幸中の幸いではないだろうか。
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