誰もがスマホを持ち、すぐに連絡を取り合える便利な時代になったが、それで人間関係がこじれることも。京都府の40代女性は高校生時代に「メンタル系の伝言板みたいなサイト」で友人と知り合ったという。（文：永本はな）
たまに相談するぐらいの仲だったというが、LINEをするようになってから面倒なことになったそうだ。
「昼夜問わずLINEが来てしつこいのと、その友達が自分（相手）からLINE切っといてまた復活したいと言ってきたことが再々あり、謝りもせずにより戻せと厚かましいので縁切りました」
友人のほうから連絡を途絶えさせたのに、また連絡が来て、というのが繰り返されて疲れてしまったようだ。
「行けたら行く…かなり難しいが…」と返したものの……
続いては、福島県の50代男性のエピソード。中学時代の同級生から
「クラス会やっているから来いよ」
と友人からメールを受け取った。男性はたまった仕事を必死にこなしていた最中だったという。だが、10分おきにメールや電話が交互に掛かって来たため、
「行けたら行く…かなり難しいが…」
と、返信をしたそうだ。しかしそれにもかかわらず、友人から「嘘つき」呼ばわりされ「アイツムカつく」と言いふらされたため、殆どの同級生と関われなくなったという。
その後、男性の父の告別式に友人がニヤニヤして来訪し
「こんな時くらいは相手しないとね」
と言って立ち去って行ったという。最後に「まぁソイツの取り巻きも苦手だったから良いけどね…」と締めくくった。そんな友達は最初から願い下げだろう。
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