ワークマンの新作・防寒アイテムシリーズ「エックスシェルター(X Shelter)」にラインアップしているきれいめシルエットの軽防寒パンツ「エックスシェルター断熱パンツ」を手に入れました。
本記事では、このパンツの特徴や「エックスシェルター」シリーズの詳細について紹介します。
●新素材「エックスシェルター」シリーズは8アイテムを用意
「フュージョンダウン」や「ブラックアルミ」、「グラフェン中わた」といった数々の独自素材で暖かさを追求してきたワークマン。今シーズンは新たに「エックスシェルター」という新素材を投入しました。
エックスシェルターは、特殊断熱シートと吸光&吸湿発熱わたを組み合わせた素材です。寒冷期の過酷な環境下でも快適に過ごせる製品を目指し、日本赤十字看護大学附属災害救護研究所の協力の下、この新素材の開発プロジェクトがスタートしました。従来の防寒系素材との大きな違いは、ただ暖かいだけでなく、気温差に対応しやすいことです。
ラインアップはジャケットやベスト、上下セットのスーツなど計8アイテムで、中にはマフラーやシュラフ(寝袋)などもあります。
オンラインストアでは8月下旬に予約を開始しましたが、わずか4日間で総数2万点が完売に。とはいえ、これから順次店頭で販売される予定とのことなのでご安心ください。
●中わた入りには見えないスマートなシルエット
今回紹介するのは「エックスシェルター断熱パンツ」。販売価格は2900円(税込、以下同)です。
秋冬シーズンに活躍する中わた入りのパンツは、どうしてもモコモコとしたシルエットのものが多いのですが、本製品は直ばきした際にすっきりと見えるように、特殊な立体裁断を採用しています。これによって動きやすさも両立しているのです。
なお直ばきを前提とした設計ですが、例えば通勤でスクーターに乗るときだけはくなどオーバーパンツとして使うのであれば、1サイズ上を選ぶとよいでしょう。
●ポケットは前後合わせて4カ所 サーモメーターも装備
エックスシェルター断熱パンツには、フロントとヒップに2カ所ずつ、計4つのポケットが設けられています。全てファスナー付きですので、きちんと閉じておけば鍵などの小物を落とす心配がありません。またロゴに関しては右後ろに小さく入るのみで、悪目立ちしないというのもポイントが高いでしょう。
腰まわりはボタンとファスナーによる前開き仕様なので、脱ぎはきが楽です。また、ウエストはゴム入りかつひもが挿入されているので、調整が簡単というのもうれしい要素でしょう。
なお、裾もゴム入りとなっており、足首からの隙間風の浸入を軽減してくれます。
裏地のサーモメーターは、エックスシェルターシリーズに共通する装備です。衣服内の温度を知る目安となります。一般的に31~33度、湿度40~50%が衣服内の環境として最も快適と言われているので、購入された方はこのサーモメーターでぜひチェックしてみてください。
●軽いはき心地! 軽防寒パンツの入門にもおすすめ
アウトドアだけでなく、暖房のない倉庫内での作業など、さまざまなシーンで活躍する軽防寒パンツ。ジャケットと異なるのは、直ばきしてしまうと暑くなってもすぐに脱げないことです。
特に寒い環境から急に暖房の効いた部屋に入ると、発汗を伴うほど蒸れることは珍しくありません。
エックスシェルターは、特殊断熱シートによって外部環境を無効化できるのがポイントですので、そんなシーンでも暑さや蒸れを感じにくいという特徴があります。
表地には耐久撥水加工が施されていますので、少々の雨であればしのぐことができます。
またシリーズの中には同一コンセプトで作られた「エックスシェルター断熱ジャケット(3900円)」があり、これとのセットアップもおすすめです。
まだまだ本格的な寒さは到来していませんが、寒くなってからでは欲しいサイズやカラーがすでに売り切れていたというのがワークマンの常です。
生産量は多いとのことですが、それでも予約販売分がすぐに完売したことを考慮すると油断はできません。本製品は9月入荷予定となっているので、欲しい方は早めにチェックしてみてください。