古屋兎丸「ライチ☆光クラブ」が再び舞台化。2025年1月10日から26日まで、東京・IMM THEATERで上演される。
【大きな画像をもっと見る】2012年に江本純子演出により舞台化され、2013年には再演、2015年には主演に中村倫也、演出に河原雅彦を迎えて演じられてきた「ライチ☆光クラブ」。4度目となる今回の舞台化では、脚本・演出を谷碧仁が務める。谷からはコメントも到着しており「僕が脚本上に乗せたのは『痛み』です。身体的な痛み、精神的な痛み、人間的な痛み。そこには善も悪もなく、救いも願いも通用しない、ただひたすらに『痛み』が存在する。それを描きました」と綴っている。全文は下に記載した。
ゼラ役は牧島輝、タミヤ役は岐洲匠、ジャイボ役は中山咲月、ニコ役は小西成弥、雷蔵役は望月春希、カネダ役は芳村宗治郎、デンタク役は福崎那由他、ダフ役は原嶋元久、ヤコブ役は櫻井健人が担当。萩尾先生、常川母役には長尾純子、常川寛之役には加藤岳と伊奈聖嵐のWキャスト、ライチ役には尾関晃輔、カノン役には菊池日菜子が名を連ねた。各キャラクターのビジュアルも到着している。チケットは11月24日10時にチケットぴあで販売スタートする。
■ 谷碧仁(脚本・ 演出)コメント
一体このコメントを何度書いて、何度消したのか。その理由としては、劇団グランギニョル様による「ライチ光クラブ」、古屋兎丸様による「ライチ☆光クラブ」「ぼくらの☆ひかりクラブ」、そしてファンの皆様の想いに対して僕なんかが語ってはいけない程の歴史があるからです。せっかくのコメントなので、ナニか気の利いた言葉をと思ったのですが、どうもどの言葉もしっくりきませんでした。なので、僕が語るのはあくまで今作の「演劇『ライチ☆光クラブ』2025」についてです。手短にします。僕が脚本上に乗せたのは「痛み」です。身体的な痛み、精神的な痛み、人間的な痛み。そこには善も悪もなく、救いも願いも通用しない、ただひたすらに「痛み」が存在する。それを描きました。
一般的な光を希望とは呼べない皆様、どうぞあなただけの光を探しにきてください。劇場でお待ちしております。
申し遅れました。初めまして。谷碧仁です。
■ 「演劇『ライチ☆光クラブ』2025」
期間:2025年1月10日(金)~26日(日)
会場:東京都 IMM THEATER
□ スタッフ
原作:古屋兎丸「ライチ☆光クラブ」(太田出版)
脚本・演出:谷 碧仁(劇団時間制作)
協力:一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会
協賛:セブン‐イレブン・ジャパン ぴあ
主催: ネルケプランニング
□ キャスト
ゼラ:牧島輝
タミヤ:岐洲匠
ジャイボ:中山咲月
ニコ:小西成弥
雷蔵:望月春希
カネダ:芳村宗治郎
デンタク:福崎那由他
ダフ:原嶋元久
ヤコブ:櫻井健人
萩尾先生・常川母:長尾純子
常川寛之:加藤岳、伊奈聖嵐
ライチ:尾関晃輔
カノン:菊池日菜子
(c)古屋兎丸/ライチ☆光クラブ プロジェクト 2025