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【バレー】日本製鉄堺・松本慶彦は「ようやくスタートした感じ」今季はコーチ業にも注力

2024年09月19日 16:43  日刊スポーツ

日刊スポーツ

インタビューに答える日本製鉄堺ブレイザーズ・松本慶彦(撮影・石井愛子)

バレーボールSVリーグ男子の日本製鉄堺ブレイザーズが19日、大阪・堺市内の体育館で練習を公開し、レシーブなどを中心に約2時間、汗を流した。


新しく加入したアルゼンチン代表アウトサイドヒッターのルチアーノ・パロンスキーの合流が遅れ、今週に入って初めて選手全員がそろった。最年長ミドルブロッカー松本慶彦(43)は「みんなそろって、ようやくスタートした感じ。今のところ、みんな順調に、いい状態で仕上がってきていると思う」と手応えを明かした。


10月から、新たにSVリーグが幕を開ける。「外国人枠が新しく変わったので、始めてみないとわからない部分もある」と予想できないところはあるが「うちのいいところをしっかり出して。特に、サーブとブロックのところを、どこのチームにも負けないようにやっていけたら」。昨季Vリーグ通算500試合出場を達成したベテランは「スタメンで出るというよりは、ミドルをサポートしつつ、いざ出るときがあればそこで力を出せるように準備していきたい」と、昨季以上にコーチ業にも力を入れる方針を示した。


チーム状況を俯瞰(ふかん)で見る松本が「いいポテンシャルを持っている」と期待を寄せるのは、昨季日本代表に初招集されたミドルブロッカー渡辺晃瑠。本人も「代表チームに合流して、さらに上に上がるためには大きな差があると確認できたことが収穫」とモチベーション高く練習に取り組んでおり、リーグ戦に向けて「昨年よりもいい結果を出す」と、昨季の6位を超える結果を誓った。


リーグ初戦は10月12日。ホームの大阪・大浜だいしんアリーナで、ヴォレアス北海道と対戦する。【竹本穂乃加】