2024年09月19日 10:17 日刊スポーツ
伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)18日に放送された123回の平均世帯視聴率が16・3%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・4%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第100回の18・9%。
日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。
朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。
石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。
あらすじは、明律大学女子部の一同が久しぶりに寅子(伊藤沙莉)の家で顔を合わせる。涼子(桜井ユキ)は司法試験に挑戦していた。皆が学生時代を懐かしく思い出す。直明(三山凌輝)一家が近所に引っ越すことになり、猪爪家ではささやかなお祝いが開かれる。少年法改正についてさまざまな意見を集めていた寅子は、東京家裁の廊下で思いがけない人物に出くわす。