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五輪談合事件 「電通」に罰金3億円、元幹部に懲役2年求刑 東京地検

2024年09月18日 18:54  TBS NEWS DIG

TBS NEWS DIG

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東京オリンピック・パラリンピックをめぐる談合事件の裁判です。検察側は、広告最大手「電通」に罰金3億円、「電通」元幹部の男に懲役2年を求刑しました。

「電通グループ」と元幹部の逸見晃治被告(57)は、組織委員会の元次長らとともに、東京オリンピックの運営業務などの入札で、事前に受注調整を行った独占禁止法違反の罪に問われています。

きょうの裁判で検察側は、「全世界が注目する国家的プロジェクトで、同種事案の中でも著しく重大で悪質」と指摘し、「電通グループ」に罰金3億円、逸見被告に懲役2年を求刑しました。

一方の弁護側は、起訴内容の大部分について「不当な取引制限の合意を行った事実はない」として、無罪を主張しました。

判決は来年1月30日に言い渡される予定です。