映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』が、10月28日~11月6日開催される第37回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門へ出品され、日本最速上映されることが決まった。併せて、新場面写真10枚が解禁された。
【写真】『ワンダー 君は太陽』の、もうひとつの物語『ホワイトバード はじまりのワンダー』場面写真ギャラリー
本作は、世界的大ヒット作となった映画『ワンダー 君は太陽』の、もうひとつの物語。
全世界800万部突破のベストセラー小説『ワンダー』を映画化し、興行収入320億円超えのスーパーヒットを記録した『ワンダー 君は太陽』は、普通ではない見た目で生まれてきた10歳の少年オギーが初めて飛び出した学校という社会の厳しさにつぶされそうになりながらも、家族からの深い愛を糧に強く明るく前へ進む姿を描いた。
その後、小説『ワンダー』の作者R・J・パラシオが、『ワンダー』のアナザーストーリー『ホワイトバード』を書き上げた。主人公の一人は前作でオギーをいじめた少年ジュリアン(ブライス・ガイザー)。もう一人の主人公は、ジュリアンのおばあちゃん・サラ(ヘレン・ミレン)。本作は、孫の行く先を心配したサラが希望に満ちた未来へ導くために、自ら封印していた“衝撃の過去”を告白するという物語だ。
出演は、『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した名優ヘレン・ミレン。前作で問題児だったジュリアン役には前作よりブライス・ガイザーが続投。そのほか、アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、そしてエミー賞に2回輝いた経歴を誇るジリアン・アンダーソンらが脇を固める。
監督は『チョコレート』『ネバーランド』『007/慰めの報酬』『プーと大人になった僕』など、さまざまな規模やジャンルの作品でメガホンをとるマーク・フォースター。
第37回東京国際映画祭は、昨年掲げたミッション「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する」に基づき、開催される。ナビゲーターには菊地凛子が就任し、初日のオープニングセレモニーは東京宝塚劇場で行われる模様。2021年から始まった「ガラ・セレクション」部門では、世界の国際映画祭で話題となった作品や、国際的に知られる巨匠の最新作、本国で大ヒットしたエンタメ作品など、映画祭を盛り上げるにふさわしい作品を上映している。なお、本作『ホワイトバード はじまりのワンダー』は、本映画祭での上映がジャパン・プレミアとなる。
10点の場面写真には、少女時代のサラと少年ジュリアンが見つめ合い肩を取り合う姿や、満面の笑みを浮かべ楽しそうにダンスをする様子、またサラが孫のジュリアンに過去の話を語り聞かせるシーンなどが切り取られている。そして、サラが少年ジュリアンの母と話している写真からはただならぬ緊迫感が伝わってくる。
映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』は、12月6日全国公開。