「モバイルバッテリー」は、スマートフォンやタブレット、ゲーム機などを持って外出する際には必須ともいえるアイテムです。
モバイルバッテリーを日々使用していると「モバイルバッテリーってどれくらいくり返し使っても大丈夫なのか」「買い替えの目安はあるのか」と考えることはありませんか?
ここでは、モバイルバッテリーの寿命についてメーカーの解説を紹介します。
●モバイルバッテリーは何回使える?
モバイルバッテリーを含め、パソコンやスマートフォンの周辺機器を幅広くラインアップしているエレコム。同社のWebサイトではモバイルバッテリーの寿命について公式FAQで解説しています。
モバイルバッテリーは約500回の繰返し充電ができます。
3日に1回充電するような使い方ですと約4年間使用できる計算になります。
※使用方法によって変わるのであくまで目安です。
引用元:エレコム
モバイルバッテリーの寿命の目安は約500回の充電とのことです。単純計算になりますが、3日に1回充電していると約4年、2日に1回充電していると約3年、1日1回充電していると約1年半が買い替えの目安となりそうです。
●バッテリーの劣化を防ぐ方法の解説も
バッテリーの劣化を防ぐためにはどうすればいいのか。それについても同様に、エレコムが解説しています。
夏場の車内など温度の高い場所で保管しない。
過放電防止のため、バッテリー残量がゼロにならないようにする。
※頻繁に使用しない場合でも、定期的に確認し必要に応じて充電を行ってください。
充電中はスマートフォンを使用しないようにする。
引用元:エレコム
近年バッテリー用の電池として広く利用されているリチウムイオン電池の最高許容周囲温度は、約45度といわれています。そのため、真夏の車の中に放置したりホットカーペットの上に置きっぱなしにしたりすると電池の劣化が進んでしまいます。
またリチウムイオン電池は、電池の残量がゼロになる過放電状態にしてしまうのもNG。バッテリー残量が0%の状態でそのままにしてしまうと、内部の素材が劣化する場合があります。
そしてモバイルバッテリーを使っている以上、やむを得ない場合も多いかもしれませんが、充電中はスマートフォンを使用しないのがバッテリー保護の観点からは理想的なようです。