M.ナイト・シャマラン監督の最新作にして集大成『トラップ』から、シャマラン監督のコメントと、ジョシュ・ハートネットが演じた主人公、サイコな切り裂き魔クーパーの新場面写真が解禁となった。
愛する娘と世界的アーティストのアリーナライブを楽しむ家族思いの父親のもう1つの顔……それは、指名手配中のサイコな切り裂き魔。巨大ライブは、彼を捕まえるため仕組まれた前代未聞の”罠”(トラップ)だった!
トラップに隠された衝撃の真実を見破れるか。騙すか騙されるか、予測不能の騙し合いサスペンスが幕を開ける。
シャマラン監督の集大成『トラップ』は特別な映画体験をもたらす
前代未聞の巨大ライブ会場に仕掛けられた“罠”(トラップ)を描くシャマラン監督は、「私の映画は、刺激的で、笑えて、衝撃を与えるような映画を映画館で体験してもらうための作品です。あるいは、少し居心地が悪くなるような感じや、考えさせられるような感覚も体験し、登場人物の意外な行動に驚いたりする」という。
「『彼がそんなことを!? まさか!? そうなる!? 』。そんなふうにみんながいっせいに息をのむような瞬間が、映画館で映画を観ることの最高の魅力なのです。だから『トラップ』は映画館で観てほしい。きっと素晴らしい映画体験になるはずです」と自信を込めて語る。
最新作『トラップ』では、前代未聞30,000人のファンで埋め尽くされたライブ会場に仕掛けられた“罠”(トラップ)を描く大胆な試みに挑んでいる。その演出には、かつてないシャマラン・マジックが仕掛けられているらしい。
家族思いの父から切り裂き魔へ…シャマラン・マジックが加速する
家族思いの父クーパーは愛する娘ライリーのために国際的アーティストのプラチナチケットを入手する。娘は憧れのスターのライブに大はしゃぎ。だが、一見、和やかな父娘の光景があるときを境に一変する。
会場内には300人の警察官が配置され、通路には無数の監視カメラ、場外には重装備の車が並ぶ。アリーナの異変に気づいたクーパーは売店の店員に探りを入れる。すると「ここだけの秘密だ」と念押しして「世間を恐怖に陥れている切り裂き魔がライブに来るというタレコミがあり、このライブ自体が仕組まれたトラップだ」と教えてくれる。
だが、その謎に満ちた殺人鬼こそ、心優しい父親にしか見えないクーパーだった! もうひとつの顔で行動を開始するクーパーは、自分の持てる力を総動員して“脱出”への糸口を見つけようと躍起になる。アリーナコンサートのすべてがサイコな切り裂き魔の大脱出ゲームの舞台にーー。このシャマラン・マジックが観客を夢中にさせるのだ。
今回初披露された場面写真は、アリーナの客席からスタンド席を注視するクーパーの姿をとらえている。緊張感に満ちた視点の先には切り裂き魔を追う警官たちの姿があるに違いない。この後、彼はどんな動きを見せるのか、期待が高まる1点だ。
ふたつの顔をもつクーパーには、監督からの熱烈オファーに応じたジョシュ・ハートネット。
家族のために俳優業を休養していたハートネットは、アカデミー賞7部門受賞のクリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』で物理学者を好演。ヤングスターから脱皮した名優がどんな演技を見せるのかにも注目だ。
『トラップ』は10月25日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)