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ナンヅカとヨシアキイノウエギャラリーが企画展開催、岡﨑龍之祐や白髪一雄らが出品

2024年09月18日 11:01  Fashionsnap.com

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 ヨシアキイノウエギャラリー(Yoshiaki Inoue Gallery)とナンヅカ(NANZUKA)が、合同企画展「GUTAI × POP UNDERGROUND」をCADAN有楽町で開催する。会期は9月18日から10月5日まで。

 同企画展では、ヨシアキイノウエギャラリーから、吉原治良が創始した芸術運動「GUTAI」の作家6人と、ナンヅカから気鋭アーティスト人名が参加。GUTAIからは、「円」をモチーフとした作品で知られる吉原をはじめ、「未知なる自然」を創作の源とし、川の流れや細胞分裂といった流動的な抽象絵画を発表する元永定正、絵の具の入った瓶をキャンバスに投げつける「瓶投げ」など、GUTAIメンバーの中で最も過激な作品を制作する嶋本昭三、フット・ペインティングで国際的に高い評価を得ている白髪一雄、ボンドをキャンバスに流し、鉛筆で黒く塗りつぶす作品を制作し続けている松谷武判、広告デザイナーを経て「ひとのかたち」をモチーフに絵画や彫刻、版画など多彩な分野で制作活動を行う中辻悦子の作品を展開する。
 また、ナンヅカからは、東京藝術大学大学院で漆芸を学んだのち、「視覚的な情報が生物に与え得る情報」をテーマに様々な造形作品を制作する中村哲也、幾何学的な平面構成や記号的な要素を取り込み、都市の風景や建築物、樹木や水辺などをコラージュした作品を展開する佃弘樹、「創作における無心性」や「理由のない衝動」といった人間の創造性に基づいた、“意味の定まらない造形物”で知られる大平龍一、「制作者と鑑賞者」、「リアルとバーチャル」などの二項の間にある言葉にしがたい感覚などへ意識を向け、自身にとってのリアリティを掴み取ることを目指す谷口真人、植物や胞子、細胞、化石などから着想を得て、油彩とドローイングや、木彫と陶芸を組み合わせた彫刻作品を制作する福本健一郎、日常的に口にする食品材料に、顔料とメディウムを混ぜ合わせた独自の絵の具を開発した安部貢太郎、イラストからフライヤー、ポスター、写真、映像、アニメーションまで多岐に渡る表現の幅を持つ村松佳樹、ファッションブランド「リュウノスケオカザキ(RYUNOSUKEOKAZAKI)」のデザイナー岡﨑龍之祐が出品する。

◼️GUTAI × POP UNDERGROUND会期:2024年9月18日(水)~2024年10月5日(土)会場:CADAN有楽町 Space L、M、S所在地:東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル 1階営業時間:火~金 11:00~19:00、土・日・祝 11:00~17:00定休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)公式サイト