清水尋也と高杉真宙がダブル主演する映画『オアシス』の公開日が11月15日に決定。併せて、予告編。本ポスター、スチール写真2点が解禁された。
【動画】清水尋也、高杉真宙、伊藤万理華がお互いを思いながらも別々の世界線で生きるしかない3人を演じる 映画『オアシス』予告編
本作は、裏社会で絶望と一瞬の幸福を味わう若者たちの葛藤と暴走、やるせなさと熱さを描くバイオレンス青春映画。
富井ヒロト(清水)と金森(高杉)、そして紅花(伊藤万理華)は、幼なじみで青春時代を共に過ごした仲間だったが、ある事件をきっかけにバラバラの人生を歩むことになってしまう。
同じ空の下に生きていながら、富井はヤクザ、金森は犯罪組織の一員となり、2人の世界線は交わることのない敵対関係となっていた…。どうしようもない喪失感と虚無感を抱えて、それぞれが暮らす世界で必死に耐えて生きるしかない日々。しかしそんなある日、事件のショックで記憶喪失となり、数年前に町を去ったはずの紅花が戻ってきたことで、3人の運命は再び引き寄せられる。
信じていた友の裏切り、絶望、罪悪感などさまざまな思いを胸に抱えて生きる富井と金森だったが、紅花との再会から、忘れられない過去を思い出すことに。3人の“本当の居場所(オアシス)”はどこにあるのか…。
監督は、これまで三宅唱、山戸結希、岸善幸などの監督作において、助監督として参加してきた岩屋拓郎。監督自ら手掛けたオリジナルストーリーが、映画企画コンペにて新人賞を受賞。過去作で組み、公私共に交流があった清水に熱いオファーを送ったことにより、高杉とのダブル主演へとつながった。さらに監督の地元である愛知にてオールロケを敢行し、容赦なきリアルなバイオレンス描写に対するこだわりなど、鮮烈かつ強烈な長編作品デビューを飾ることになった。
予告編とポスターは、お互いを思いながらも別々の世界線で生きるしかない3人の関係性や、刹那に生きる姿からにじみ出る哀愁を感じさせるものとなっている。
スチール写真は、すれ違いから敵対する富井と金森を捉えたもの、3人が逃避の旅へ出ようとする場面を切り取ったものの2点。
映画『オアシス』は、11月15日より全国公開。