自分が働いている会社を「ダメだこりゃ」などと思いたい人はいないだろう。しかし、そう思わずにはいられない職場もある。宮城県の30代女性は高齢の幹部たちにうんざりした様子でこう語る。
「上層部のおじちゃま達が、下には『SNS戦略!リモート会議!』やら最近の流れを取り入れろと言うもののそのための必要なデバイスの購入申請などをすると『そんなものはいらん!』などと言って令和の流れを把握していない」
必要な機器もなく「やる気があればできる」と思っているのだろうか。(文:篠原みつき)
「何か問題があると『誰がやった』と全てにおいて犯人探し、吊し上げ」
会社ではどんどん進むITの進化に対応してこなかったのだろう。女性は冷ややかに「この会社ダメだ」と思った点について「今だに頭の中は昭和初期の人達しかいないことですかね」と指摘。昭和初期となると戦前だが、そこまで頭が固いということなのだろうか。
「そりゃ衰退もしますよ。ちなみに上層部には若い人は居ません。まず仲良し人事なので新しい風は吹きませんね」
と呆れたように閉塞感を明かした。
群馬県の40代男性は職場のダメなところを次のように書いている。
「何か問題があると『誰がやった』と全てにおいて犯人探し、吊し上げ。いつも自分は悪くないアピールが強い、そんな上司ばっかり」
男性は意見や質問をするのも馬鹿らしくなり、返事は「ハイわかりました」一択で通しているという。
「余分なことは言わないで 粛粛と仕事します」
と冷めた調子だ。やはり働く人が自由にものを言えないような組織では、活気も発展もなく低迷していくのかもしれない。
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