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当たらないアクスタ……筆者の苦悩と「ペヤング超大盛り」の日々

2024年09月17日 16:00  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

当たらないアクスタ……筆者の苦悩と「ペヤング超大盛り」の日々

 「ペヤングソースやきそば超大盛り」が発売20周年を記念して、商品内にランダムでオリジナルアクリルスタンドを封入するキャンペーンを実施しています。ネットでは当たった人の声をチラホラみかけますが……筆者は当てられるのか?運試ししてみました。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ パッケージでも告知されていない

 「ペヤングソースやきそば超大盛り」(以下、「超大盛り」)は通常の2倍のボリュームを誇る商品。2004年8月27日に発売開始となり、2024年で発売から20周年を迎えました。


 20周年を記念し、発売元のまるか食品では「プレゼント封入キャンペーン」を実施。「超大盛り」の商品内にペヤングオリジナルアクリルスタンドがランダムで封入されているというものです。


 対象となるのは2024年7月上旬製造分から景品終了まで。アクリルスタンドは全部で3種類あり、それぞれ異なるデザインで「20周年」が表現されています。やきそばを「20」の形にしているものが、筆者としては一番のお気に入りです。これを当てたい。


 さらにこのキャンペーンはSNSとホームページでしか告知が行われていません。キャンペーン発表時のプレスリリースでは「※この告知は、HP・SNSのみで告知いたします。商品パッケージでの告知はいたしません」という説明が。


 商品パッケージには一切キャンペーンの情報が載っていないため、何も知らずに「超大盛り」を買ってアクスタが当たるとびっくりすること間違いなしですね。


■ ぐんまちゃんに翻弄される筆者……当たらないアクスタ

 アクスタを求めて実際に「超大盛り」を買ってみました。パッケージに描かれた「ぐんまちゃん」が可愛いです。


 「ペヤング」の発売元である「まるか食品」は群馬県に本社を置く企業。その繋がりから「ペヤングソースやきそば超大盛」の売り上げの一部を寄附する「ペヤング 群馬県こども応援企画」を実施中で、群馬県のマスコットキャラクター・ぐんまちゃんが描かれているパッケージが対象商品です。つまり筆者が入手したこの商品は、「群馬県こども応援企画」の対象商品ということになります。


 では、早速開けてみます。封入はランダムとはいえ「超大盛り」はそのボリューム感から購入者も少ないでしょうし、大々的にキャンペーンをやっているわけでもありません。ですから倍率もそこまで高くないはず!


 と、高をくくって中身を取り出してみましたが、残念ながらアクスタはなし。大人しくそのまま食べます。


 久しぶりに食べるペヤング、美味しいです。この日はペヤングを食べるために過ごしてきたので余計に美味しく感じましたし、2倍量の「超大盛り」も問題なく完食できました。


 食べ終わってからしばらくするとだんだんアクスタを外したのが悔しくなってきました。悔しさのあまりもう一度ペヤングソースやきそば【公式】Xの投稿を見返してみると、1つ、重大な事実に気がつきます。


 ぐんまちゃん、いなくない…?


 キャンペーン告知投稿の画像内に載っている「超大盛り」のパッケージにはぐんまちゃんが描かれていないのです。もしかするとそもそも今回購入した商品は対象のロットではない?そんなばかな。


 ただ外れただけならまだいいですが、対象ロットを間違えて購入したとなれば話は別です。


 ということでリベンジします。


■ 第六感も役に立たず

 翌日、再びペヤングを買いに出ました。狙いはパッケージにぐんまちゃんのイラストが描かれていないもの。


 しかし近所にあるどのコンビニに行ってもぐんまちゃんのペヤングしか売っていません。通常サイズにも「超大盛り」にも、ことごとくぐんまちゃんが描かれています。


 1時間ほど探し回ったのち「ひょっとしてもうアクスタ入りの『超大盛り』は売り切れていて、ぐんまちゃんのものしか流通していないのでは」と不安になり、もう一度ペヤング公式のX投稿を確認してみました。


 リプライ欄まで掘っていくとぐんまちゃんパッケージの「超大盛り」からもアクスタが当たったと報告している人を発見。どうやらぐんまちゃんがいても問題はないようです。


 気を取り直して一度入ったコンビニに再入店して「超大盛り」をゲット。いつも買う時は前から順に取っていくのですが、今回ばかりはインスピレーションを優先します。第六感が「これだ」と言ってきたものを手に取り、購入しました。


 そして2度目の開封。裏の製造年月日も見て、ちゃんと2024年7月上旬以降であることも確認しました。


 結果はなんとアクスタ……出ず。残念ながら2度目も外れでした。悔しさをペヤングとともに飲み込みます。ちなみに初日のペヤングと蓋の色が違うのですが、これを見た瞬間「色違い……当たりかも……!?」と思いました。しかし色は関係ないようです。



■ 挑戦者の前に立ちはだかる「超大盛り」の壁

 さすがに2日連続「超大盛り」は胃的に大丈夫でも、舌的にキツいためオムそばにアレンジしました。


 麺を規定より1分早く湯切り、フライパンで付属のソースとスパイスを合わせて炒めたのち、卵3個で作った薄焼き卵で包むだけです。シンプルですがおすすめの味変です。2日連続でペヤングを食べることがあればぜひお試しください。


 3度目に挑戦するかどうかを悩みつつ再び公式Xの投稿を見ていると、リプライ欄に「24個食べたけど当たらない……」という衝撃の声を発見。


 筆者はこれを受けて3度目を諦めました。あとはこの記事を読んだみなさんに託します。もしアクリルスタンドを当てた方がいましたらぜひ教えてください。


<参考・引用>
「ペヤング 群馬県こども応援企画」実施のお知らせ(PDF)
ペヤングソースやきそば超大盛20周年記念プレゼント封入キャンペーン(PDF)
ペヤングソースやきそば【公式】(@peyoungpr)
※本文中一部画像は、プレスリリースおよび公式Xアカウントのスクリーンショットです。


(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024091705.html