2024年09月17日 13:41 ITmedia PC USER
Appleが9月16日(現地時間)、Apple TV向けの新OS「tvOS 18」を公開した。6月の年次開発者会議「WWDC 2024」で公開されていた内容が反映されている。
●無料でアップデート可能
新機能の追加は、主に映画や番組鑑賞時の体験を向上させるものだ。具体的なバージョンアップおよび関連の更新内容は下記の通りだ。
また、アスペクト比21:9のサポート、スヌーピーなどの新しいスクリーンセーバが登場する他、ロボット掃除機がホームアプリに対応し、オートメーションとシーンに加えることが可能になるといったアップデートは2024年内に提供するとアナウンスしている。
・Apple TV+の実写作品の映画や番組に登場する俳優/キャラクター/音楽に関するタイムリーな情報を画面にリアルタイムで表示する「インサイト」機能を追加
・機械学習とコンピュテーショナルオーディオを活用して、話し声を一段とクリアに聞こえるようにする「対話を強調」を強化
・ミュートにしている時や視聴しながら巻き戻す時、あるいは番組や映画の言語がデバイスの言語と異なる時などに、最適なタイミングで自動的に字幕を表示
・家を訪れるゲストは、HomePodとHomePod miniから再生される音楽のコントロールをSharePlayとApple Musicを使用して共有できるようになる
・AirPlayに空間オーディオが加わり、ユーザーはiPhoneやiPadからHomePodや互換性のある他社製オーディオ機器にオーディオをストリーミングする時に、没入感あふれるオーディオ体験を得られる
・米国とカナダでは、tvOS 18で連係カメラを使用するFaceTimeに英語のライブキャプションが登場し、ユーザーはFaceTime通話で相手が言っていることを、家の中で一番大きな画面で読むことができる
・Apple Fitness+はtvOS 18で新しいデザインになり、ワークアウトとメディテーションのパーソナライズされたお勧め/パワフルな検索/モチベーションを維持するために役立つバッジの機能強化