再始動を熱望していたファンの前に突如、現れたTMG。会場内は、大歓声で包まれる熱狂ぶりだった。イベント後に行われた記者会見で松本は「とても久しぶりだったので、楽しいですね。とっても新鮮でした」とにっこり。エリックは「I feel so happy!」とささやき、喜びをかみしめた。また、ジャックは「皆さんのお顔を見られて、TMGの新しいスタートを祝えてうれしく思います」と声を弾ませた。
TMGは、松本が長年の構想を元に2004年にデビュー。1980年代のアメリカン・ハード・ロックシーンを牽引したNight Rangerのフロントマン兼ベーシストのジャック・ブレイズ、1991年リリースの「To Be With You」が全世界で大ヒットを記録したアメリカン・ハード・ロックを代表するMR. BIGのボーカリスト、エリック・マーティンが参加した。日米を代表するトップアーティストの共演は当時大きな話題となった。20年の時を経て、オリジナルメンバーで日本での活動を再開させる。