高収入でも浪費をせずに節約に勤しむ人は意外と多いようだ。埼玉県在住の40代前半の男性(専門職/コンサルタント・士業・金融・不動産)は年収が2000万円以上。だが外食の際の一人当たりの出費は「高くても1000円以内」に抑えるようで、「スーパーの食材やクックドゥー」を利用して自力で作れるものは注文をためらうという。高収入の人たちの節約エピソードは以下に続く。(文:湊真智人)
「ドラッグストアは15%オフクーポンが出た時に行く」
男性は上記のほかにも、
「コンビニで食べ物飲み物を買わない」
「スーパーは業務スーパーへ行く」
「日用品はダイソー」
「私服はほとんどユニクロ」
と節約の例を挙げた。ワイシャツはクリーニングに出さず家で洗うことも明かしており、衣食に関する出費を抑えているようだ。
また「ドラッグストアは15%オフクーポンが出た時に行く」とし、安く買うために多少の不便が生じても気にならない様子。さらには「車はいらない」とも断言。維持費がかさむことを考えると、男性には必要なく思えるのだろう。
愛知県在住の60代前半女性(医療・福祉・介護)の年収は850万円。そんな女性は「外食や旅行のとき」に自身の貧乏性を自覚するそう。物価の感覚が自身の大学生時代のままであるらしく、最近の物価の急騰に対して節約意識を強めているようだ。
「もっぱら(青春)18きっぷや高速バスを選びがちです」
「ゲストハウスとかカプセルホテルでも大丈夫な自分がいます」
と、旅行の交通費や宿泊費を節約している。「若者の場所を選ぶな~」と思いつつも、寝るだけのホテルに求める条件は「安くてきれい」なことだけであるという。そんな女性も高級ホテルに泊まりたいという願望はあるようで、「泊まったら多分ずっとホテルにいると思います」と素直な胸の内を明かした。
「もちろんお洋服もユニクロばかりです」
参考になる節約法はあっただろうか。いずれにしろ日々の積み重ねが肝心なのは間違いない。
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