職場にずっと同じ話ばかり繰り返す人がいたら辛い。相手が義母となれば冷たくあしらうわけにも行かず、いっそうしんどいだろう。ガールズちゃんねるに9月中旬、「義母の昔話がしんどい」というトピックが立ち、共感の声が相次いだ。
トピ主は家族経営の会社で事務をしており、毎日事務所にやってくる義母から苦労話を1時間くらい聞かされるのが「本当にしんどくなってきました」と訴えている。
「エピソードも何十個かあるんですがもうこの18年繰り返し同じ話で、オチもわかっているし、前も聞いたという感じで言うのですがあまり気にせず話し続けます」
と辟易している。20年近くも同じ話を聞いてあげているとは偉いものだが、最近はさすがに限界が来ているそうで……。(文:篠原みつき)
農家の奴隷嫁エピソードに「本当に苦しくて動悸がしてきます」
「旦那の子供時代エピソードなど聞き流せる内容ならはいはいと聞き流すのですが、昔の農家の奴隷嫁エピソードだと相槌も疲れるし聞いていて本当に苦しくて動悸がしてきます」
ストレスで体調を崩し始めており事態は深刻だ。こちらが話題を変えようとして「息子の野球の話」をしたとしても、1ターンで「私の時はね……」と昔話が始まり、無理やり話を戻そうとすれば「お互い勝手に自分の話をしてるような感じ」になってしまうという。
トピ主はこの不毛さに「優しい義母なのでキツく言いたくはないのですが、何とかならないでしょうかね…」と切実に相談していた。嫁であり会社内では、逃げることもできず辛そうだ。
これにコメント欄は「わかるよ」「クドいよね。同じ話ばっかで心底ウンザリするけど黙って聞いてるわ」など、同じような経験を持つ女性たちから共感の声が多数上がっていた。
「うちの親も何十年も同じ話してる。新しい話がないのと、分かってほしい、分かってもらえてないって気持ちがあるんだろうな」
「私は入社3ヶ月目だけど、役員待遇のおじいちゃん社員がそんな感じでもう毎日辟易」
と義母に限らず冷たく出来ない相手の昔話リピートにうんざりしている人は多いようだった。もう18年もそれでやってきたなら、義母を変えることは「無理」という意見も多く、確かに高齢者の行動をこちらが変えることは難しそうだ。
対策は「はいはいはいはい~へ~ほ~って作業しながら聞き流す」
コメント欄には対応策も多数上がっていた。「先回りして(オチを)言うのは?」という声もあったが、やはり多かったのは「聞き流す」という助言だ。
「聞こうとしちゃダメだよね。はいはいはいはい~へ~ほ~って作業しながら聞き流す」
「こっちも会話しようと思うのやめた。(中略)なんとなく口角上げてその場にいるだけでいいんだなと気付いた」
誠実に聞こうとするから辛いので、中には「私は義母と15年暮らして話の8割を聞き流す能力を身につけました」という人も。ただ、聞き流すのはトピ主が長年やってきたことでもあり、どうしても聞きたくない!という心境はどうすればいいのだろう。その他にはこんな面白い意見もあった。
「これから義母が同じ話する度に正の字書いて、同じ話が5回分になったら夫に外食に連れて行ってもらう(勿論夫のおごり)心の中で『あ、この話、パターンBだな、3回目だ』といった感じで」
ゲーム感覚で楽しみつつ乗り切れということだろう。夫も巻き込めば一人で抱えている苦しみから少しは解放されるかもしれない。トピ主は同じように苦労している人が多いことに励まされた様子だった。自分もどこかで愚痴を言いたかったのだろう。コメントには「老人はそんなものだし主だっていずれ同じことをしだす」という指摘もあり、トピ主は同感して「気を付けないと!」とコメントを返していた。
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